お知らせ
趣旨と目的
OKAYAMA TECH PLANTER(岡山テックプランター)は、地域発の技術をベースとした新規事業の創出とベンチャーの育成・支援によって、大学・研究機関等から生まれた研究成果が、自立的かつ継続的に社会で実装され地域の産業を育む、新たなエコシステムの構築を進めるプログラムです。その一環として、事業プランを発表する「第4回岡山テックプラングランプリ」を開催します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人設立前でもOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2021年10月1日(金)〜2021年12月24日(金)
応募方法
こちらからリバネスIDにアクセスし、エントリーフォームへの入力を行なって応募してください。
審査基準
株式会社リバネス、株式会社中国銀行およびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
主催
特別共催企業
地域開発パートナー
協力
後援
所在地・面談場所
株式会社リバネス 大阪本社
〒552-0007 大阪市港区弁天1-2-30 オークプリオタワー403
(担当:石尾・正田)
電話:050-1743-9799 MAIL : [email protected]
※面談は、オンライン(Zoom、Google Meet、Teams、Skype、whereby 等)でも行なう予定です。
応募からの流れ
10月1日(金) エントリー開始
こちらからリバネスIDにアクセスし、エントリーフォームへの入力を行なって応募してください。書類エントリーでは、チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。
エントリーについてご質問等ある場合、個別にご相談の機会(お電話、オンラインミーティング等)を設けることも可能です。お気軽にお問い合わせください。
12月24日(金) エントリー締切
締切までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。
1月24日(月) ファイナリスト発表
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
3月27日(日)第4回 岡山テックプラングランプリ最終選考会
株式会社リバネスおよびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会は、出場者およびパートナー企業によるクローズドでの開催となります。審査終了後、表彰式を行います。
グランプリ概要
グランプリ名 | 第4回岡山テックプラングランプリ |
---|---|
場 所 | 中国銀行本店3階大ホール |
開催日時 | 2022年3月27日(日)13:00-19:00 ※ 岡山県および周辺地域における、まん延防止等重点措置の適用に伴い2022年2月5日(土)から上記に延期 |
参加対象 | クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、地元企業や大学の方々) |
当日のタイムライン(予定)
12:30〜13:00 開場
13:00〜13:25 主催者・パートナー企業挨拶
13:25〜13:40 基調講演
13:40〜14:25 最終選考プレゼン(Presenter1〜3)
14:35〜15:20 最終選考プレゼン(Presenter4〜6)
15:30〜16:15 最終選考プレゼン(Presenter7〜9)
16:15〜17:15 審査時間・情報交換
17:15〜18:15 審査結果発表および表彰式
18:15〜19:00 情報交換
審査員
修士(技術経営)。元ベネッセホールディングスEdTech Lab部長。ベネッセ在職中は30年以上にわたりデジタル教育事業開発を中心とした国内外の関連業務をリードし、2021年Nasdaqに上場したUdemyの日本導入などR&Dから事業化までのプロセスに数多く関わった。ベネッセ退職後、2017年2月に株式会社リバネスに入社。現在は地域開発事業を担当している。同時に教育総合研究センター主席研究員として主体的探究活動に繋がる「ワクワク」研究に取り組んでいる。2020年5月より株式会社リバネスキャピタル取締役に就任し、投資先ベンチャーの発掘と伴走を担当。2021年よりリバネスユニバーシティ副理事長。
1957年生まれ。中小企業診断士。1980年に岡山大学法文学部(経済学科)を卒業し、中國銀行(現、中国銀行)に入行。2003年から日生支店長、府中支店長、融資部長を歴任。2013年に取締役に就任し四国地区本部長、本店営業部長。2017年に常務取締役、2019年より現職となり、岡山経済研究所の専務理事に就任。岡山イノベーションプロジェクトの実行委員長を3年間務めるなど、若き創業者・第二創業者の支援を通じて、本質的な地方創生の実現を目指している。
1984年千葉県生まれ。大学卒業後、株式会社ミキモトに入社し、ダイアモンドのバイヤーとして王族皇室向けの調達業務に従事。その後、東日本大震災での復興事業の立ち上げを経験。2015年株式会社ミスミに入社。開発、生産、販売を経験し、ECでのマーケティングやプロモーションにも精通。事業戦略の立案にも従事。2020年より現職。グループ全体の事業戦略立案・遂行を担当。経営理念「地球を耕す」を体現すべく、中核事業である農業機械事業に加え、スタートアップへのモノづくり支援事業や地域新産業創出事業などを務める。
1967年岡山県生まれ。岡山大学大学院医学研究科博士課程修了。米国研究留学を経ながら岡山大学病院にて約20年間、腎臓内科医として勤め2011年に同大教授に就任。2014年に事業継承し、株式会社カワニシホールディングス取締役、2015年同社代表取締役社長に就任。同社は、2021年に創業100周年を迎え、社名をオルバヘルスケアホールディングス株式会社に変更。創業以来、医療機器販売業、介護事業を中心とし、医療機関から大学・企業の研究所、介護施設、個人まで医療に関する幅広いソリューションを提供している。現在も、兵庫県立大学特任教授として医療機器開発に携わり、岡山大学医学部にて腎臓病領域の講義を行う。研究やビジネスを通じて、医学・医療・介護の発展に貢献し、国民の健康長寿に寄与することを目指している。
2007年ナカシマプロペラに入社し、プロペラ設計部に配属。大型プロペラの設計に携わる。2014年より船舶省エネ付加物の研究開発に従事し、ECO-Cap、Ultimate Rudder Bulb、Neighbor Ductを開発した。2021年よりイノベーション室配属となり、室内の技術スタッフのとりまとめと、船舶推進性能向上のための研究開発を行っている。
1990年日本ユニシス入社。製造/流通部門に在籍。長期にわたり大手自動車/電機メーカーや通販企業で常駐で営業活動に携わる。2018年より関西エリアでリテール業界を担当、2021年からは中国エリアで小売り大手企業を中心に基幹業務効率化/DX戦略実現の為、顧客に寄り添った提案活動を推進。
香川県高松市出身。1999年一橋大学経済学部卒業。経営コンサルティング会社、投資会社等を経て、2009年高松琴平電気鉄道(株)に入社。2014年代表取締役社長に就任。ことでんグループ各社の代表を務める傍ら、ベンチャー企業への投資や経営支援を行うなど、交通・モビリティを軸に地域を元気づけるべく様々な施策を展開している。アイル・パートナーズ(株)、HOXIN(株)の代表取締役、かもめや(株)、MATCHAの社外取締役等。
1957年岡山県生まれ。1980年に九州国際大学法律経済学部を卒業。1983年に帰郷し事業に参加。1994年代表取締役社長に就任。みつばち産品を中心とした健康食品や化粧品・自然食品を、全国1800万人を超えるお客様に通信販売メインでお届けしている。2006年には、予防医学的健康観に基づいた天然素材の探索から、調査、研究、開発に至るまで一貫体制で推進するみつばち健康科学研究所を竣工。2008年からは「みつばち研究助成基金」を立ち上げ研究者の育成にも力を注いでいる。これまで国内外の大学・研究機関と275報の論文発表、360件の学会発表を実施。また、自然環境の保護や教育活動に積極的に取り組んでいる。
東京農工大学大学院修士課程(応用化学専攻)を修了後、住友化学に入社。同社研究所にて、食品包装や電子基板向けポリマー材料の研究開発を担当。2013年に特任の新規事業企画担当として新規医療用材料事業を企画し、欧州・東南アジア拠点と連携して推進。その後リチウムイオン電池用材料事業に携わる等、食品やヘルスケア、エネルギー等幅広い分野の経験を持つ。2017年にリアルテックファンドに参画。
最終選考会ファイナリスト
産業設備界では、顧客毎に設備がオーダーメイドで設計・製造され、「費用対効果の分かりにくさ」、「費用の高さ」につながっています。Robofullは、最適な自動化設備の価格・仕様を数秒で出力する自動設計ツールや、顧客工程毎に標準化したロボットシステムの設計・販売を通じて、課題解消を行います。
- Real Tech Fund賞
経頭蓋電気刺激という技術を用いて脳を非侵襲的に電気刺激することにより、人のパフォーマンスが向上することが知られています。 私たちはこの技術を活用することにより、人の集中力の向上を提供していきます。 直近は、当該技術を搭載した人の集中力向上デバイスを開発していきます。
- 山田養蜂場賞
徳島は日本一の香酸柑橘類の生産地。しかしながら徳島県山間部の過疎化、生産者の高齢化により栽培継続が困難な状態が続いている。本プロジェクトでは特に生産量が少ないユコウについてその付加価値の機能性を実証し、その魅力を発信することで、各地の未利用資源の有効利用へと展開し、”栄養x農業x健康”の可能性を追求する。
- HOXIN賞
- 日本ユニシス BIPROGY賞
従来の弓は、1970年に出現したコンパウンドボウに至るまで、曲げ歪みにエネルギーを蓄積して、矢を飛ばす構造をしている。テルナーク社は、スーパー繊維を使用した新構造で弓技術の限界を突破し、岡山から世界の弓業界に革命を起こす。
- ナカシマプロペラ賞
土砂災害を防ぐ「砂防ダム」を、3次元自動設計するシステムを開発。設計時間を従来の半分以下に抑え、ダム建設を停滞させることなく地域住民の命を守る施策を可能とする。さらに、地形解析と構造物を自動生成することで熟練の技術をシステム化することにより、2次元CADによる手作業からの脱却を図る。
GNSS制御の自立走行農機実用化が進みつつあるが、果樹園においては枝葉による反射波で衛星信号解読エラーが多くなり、GNSS単独ではマッピングと自律走行制御を実現することができない 。そこで私達はLiDAR SLAMによる果樹園地の高精細3Dマッピング生成と自律走行小型収穫作業ロボット開発を目指す。
- KOBASHI HOLDINGS賞
3Kのイメージの強い建設業界は、DX化が求められていますが、地域インフラの担い手である中小企業が活用できない技術ばかりです。本研究室は導入コストを最小化したAIシステムの開発や、大学を活用したAI教育、発注者・大企業との人脈形成を行っており、AI導入環境の最適化による中小企業のDX化を支援しています。
地球温暖化といった環境問題の影響から、化石燃料を使用することで発生するCO2問題の解決に取り組む必要がある。そこで、温室効果ガスであるCO2や化石燃料の代替となる次世代エネルギーとして期待される水素といったガスを吸着・貯蔵する材料の開発をおこない、環境問題およびエネルギーの運搬問題の解決に取り組む。
- 中国銀行賞
世界的なタンパク質不足の解決策として、微生物発酵によるタンパク質生産法が注目を集めている。我々は酵母細胞内でタンパク質生産量を最適化することに成功した。この技術を用いて、あらゆる種類のタンパク質を高効率で生産し市場に供給することで、タンパク質不足の解消を目指す。
- 最優秀賞
- オルバヘルスケア賞