お知らせ
趣旨と目的
OKAYAMA TECH PLANTER(岡山テックプランター)は、地域発の技術をベースとした新規事業の創出とベンチャーの育成・支援によって、大学・研究機関等から生まれた研究成果が、自立的かつ継続的に社会で実装され地域の産業を育む、新たなエコシステムの構築を進めるプログラムです。その一環として、事業プランを発表する「第6回岡山テックプラングランプリ」を開催します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人設立前でもOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2023年9月1日(金)〜2023年12月7日(木)
応募方法
こちらからリバネスIDにアクセスし、エントリーフォームへの入力を行なって応募してください。
審査基準
株式会社リバネス、株式会社中国銀行およびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
主催
特別共催
地域開発パートナー
協力
後援
所在地・面談場所
株式会社リバネス 大阪本社
〒552-0007 大阪市港区弁天1-2-30 オークプリオタワー403
(担当:石尾・仲栄真)
電話:050-1743-9799 MAIL : [email protected]
※面談は、オンライン(Zoom、Google Meet、Teams、Skype 等)でも行なう予定です。
応募からの流れ
2023年9月1日(金) エントリー開始
こちらからリバネスIDにアクセスし、エントリーフォームへの入力を行なって応募してください。書類エントリーでは、チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。
エントリーについてご質問等ある場合、個別にご相談の機会(お電話、オンラインミーティング等)を設けることも可能です。お気軽にお問い合わせください。
2023年12月7日(木) エントリー締切
締切までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。
2024年1月中旬 ファイナリスト発表
書類審査を通過した希望者に対し、グランプリに向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
2024年2月3日(土)第6回 岡山テックプラングランプリ
株式会社リバネスおよびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。グランプリは、出場者およびパートナー企業によるクローズドでの開催となります。審査終了後、表彰式を行います。
グランプリ概要
グランプリ名 | 第6回岡山テックプラングランプリ |
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場 所 | 中国銀行本店3階大ホール (〒700-8628 岡山県岡山市北区丸の内1-15-20) |
開催日時 | 2024年2月3日(土)13:00-19:30 |
参加対象 | クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、地元企業や大学の方々) |
当日のタイムライン(予定)
12:30〜13:00 開場
13:00〜13:25 主催者・パートナー企業挨拶
13:25〜13:40 基調講演
13:40〜14:25 ファイナリストによるプレゼンテーション①〜③
14:35〜15:20 ファイナリストによるプレゼンテーション④〜⑥
15:30〜16:15 ファイナリストによるプレゼンテーション⑦〜⑨
16:15〜17:15 審査時間・ブース交流・ライトニングトーク
17:15〜18:15 審査結果発表および表彰式
18:15〜19:30 情報交換会
審査員
修士(技術経営)。元ベネッセホールディングスEdTech Lab部長。ベネッセ在職中は30年以上にわたりデジタル教育事業開発を中心とした国内外の関連業務をリードし、2021年NASDAQに上場したUdemyの日本導入などR&Dから事業化までのプロセスに数多く関わった。ベネッセ退職後、2017年2月に株式会社リバネスに入社。現在は戦略開発事業を担当し、同時に教育総合研究センター主席研究員として主体的探究活動に繋がる「ワクワク」研究に取り組んでいる。2020年5月より株式会社リバネスキャピタル取締役として、投資先ベンチャーの発掘と伴走を担当。2021年よりリバネスユニバーシティ副理事長。
1970年3月15日生まれ。1992年に山口大学経営学部を卒業し、中国銀行に入行。2012年からシンガポール駐在員事務所長、茶屋町支店長、尾道・尾道駅前支店長兼シップファイナンスセンター長、執行役員備後広島地区本部長を歴任。2023年6月より現職。過去の常識にとらわれない「柔軟な発想」と「失敗を恐れないアグレッシブな行動」こそが成長に繋がる戦略と捉えて、日々新たな取組にチャレンジすることをモットーとしている。
1985年愛媛県生まれ。岡山大学大学院を修了後、株式会社本田技術研究所にて自動車の材料開発、制御開発、データ適合などに従事。2018年に株式会社ITIDに入社し、製造業向けBPR・新規事業企画支援、自治体向け企画支援などに従事。社会課題解決を目指す「地球を耕す」の経営理念に共感し、2022年からKOBASHIに参画。スタートアップを始めとしたものづくり支援のエコシステム形成に取り組んでいる。
1967年岡山県生まれ。岡山大学大学院修了(医学博士)後、米国研究留学を経て岡山大学病院(腎臓内科)にて勤務、2011年に同大教授に就任。2014年に事業継承により当社取締役、2015年同社代表取締役社長に就任。同社は、ビジネスを通じて、医学・医療・介護の発展に貢献し、国民の健康長寿に寄与することをパーパスとし、医療機関・大学・研究所等へ医療・介護サービスを提供。2023年よりタイにも事業展開。
岡山県出身。1991年に岡山大学工学部生物応用工学科を卒業後、テイカ株式会社にて主に土壌細菌由来新規多糖類が生理活性に及ぼす影響に関する研究開発に従事。論文提出により2002年に岡山大学より博士(工学)号を取得。1999年より導電性高分子関連材料の開発にも着手し、2003年事業化を達成。現在も導電性高分子事業の拡大中。2017年に岡山研究所長に就任し、2019年に大阪研究所長兼岡山研究所長、2022年より現職。現在、ライフサイエンス分野、環境エネルギー分野にて新規事業の創出に注力している。
2001年入社後、金融機関様向けシステムのエンジニアとして、大規模ミッションクリティカルシステムの開発に従事。専門領域はデータベース、ミドルウェア。並行して新規事業開発への取組みを進め、2018年より現職。オープンイノベーション推進の責任者としてスタートアップやVCとの連携を担当し、社会課題解決を目指す新規事業開発に取り組む。
香川県高松市出身。2011年慶應義塾大学商学部卒業。都市銀行に入行し、主に法人営業を担当。埼玉、大阪、海外駐在(インドネシア)、人事部(新卒採用)、東京勤務を経て2018年12月に香川県へUターン、2019年1月よりHOXIN勤務開始。当社では主にファイナンス、人事面のサポートを行う。中小企業診断士。
1988年みずほ銀行入行。営業店長や本部業務に従事する中で、M&A・MBOなど法人業務を歴任。2013年渋谷中央支店にて部長就任以来、スタートアップ・成長企業支援に従事。2016年イノベーション企業支援部設立時に部長就任。2018年執行役員就任。2022年より常務執行役員に就任(現職)。内閣官房「スタートアップ育成分科会」(2022年10月~11月)構成員就任。経産省「スタートアップ・ファイナンス研究会」(2023年11月~)委員就任。自ら有望スタートアップ企業を精力的に開拓し、年間約1,000社(一日平均4、5社)の企業・経営者と面談。企業の成長支援をライフワークとして、日本の将来、産業の育成に日々挑戦。
東京農⼯⼤学⼤学院修⼠課程(応⽤化学専攻)を修了後、住友化学に⼊社。同社研究所にて、⾷品包装や電⼦基板向けポリマー材料の研究開発を担当。2013年に特任の新規事業企画担当として新規医療⽤材料事業を企画し、欧州・東南アジア拠点と連携して推進。その後リチウムイオン電池⽤材料事業に携わる等、⾷品やヘルスケア、エネルギー等幅広い分野の経験を持つ。2017年にリアルテックファンドに参画。
最終選考会ファイナリスト
世界において電波の使用状況は逼迫している。そのような中、大容量の通信を実現し、干渉がなく、傍受のリスクも低減される光無線通信が注目されている。当社では光無線通信について独自の研究開発を行い、世界のあらゆる通信を光で実現することを目指す。
- 中国銀行賞
脳血管疾患による痙性等は、前腕の回内回外といった日常生活動作に制限を生み、生活の質(QOL)を低下させる。私たちは開発したソフトロータリアクチュエータを応用したリハビリデバイスで運動の制限を緩和し、患者のQOL向上を目指す。
- KOBASHI HOLDINGS賞
- リアルテックファンド賞
空気袋を膨らませたカフを握る事で握力を計測する水銀式握力計の使用が、水俣条約により禁止された。主にこれを使用する関節リウマチ患者らに不利益となるが代替機器を販売するメーカーも無い。そのため我々が商品化したいと考えた。
脂質は優れた生分解性を有し、土壌改良や薬剤散布および農薬として活用する潜在力を持つ。しかし、現状の活用は限定的である。そこで我々は、研究成果で得られた脂質の合成技術を活かし、農業分野での展開を目指す。
- 最優秀賞
- テイカ賞
高速育種技術を用いて高付加価値な大麦の開発を行っている。我々は、デンプンが少ない変異系統を利用し、健康機能性が高く瀬戸内地域での栽培に適した食用大麦を開発することで、食糧の安定供給と自給率向上を目指す。
生まれた国によらず、全ての人に医療の安全と質が保証された世界を実現するため、アジア・アフリカにおける医療機器の管理/教育の課題を日本の臨床工学技術を活用した医療機器管理教育サービスでの解決を目指している。
- BIPROGY賞
被覆廃線を特許技術を使った再資源化を目指す。本技術は、被覆と導体を分けるだけでなく、被覆の再利用の検討も研究しており、実現すれば被覆・導体を再資源化でき、被覆廃線の循環経済を社会実装できると考えている。
- HOXIN賞
- みずほ銀行賞
3Dバイオプリンターは立体的な組織が作成でき、新規移植医療として注目されている。そこでiPS細胞と3Dバイオプリンターを用いて作成した骨と軟骨の両方の組織から成るハイブリッドマテリアルによる関節軟骨再建の開発に取り組む。
- オルバヘルスケア賞
重度の運動障害と知的障害が合併するために自発話が困難な重症心身障害児者の欲求/意図を、場所、時間、ユーザー特有の動作/反応から解釈し、録音音声等を用いて代弁するコミュニケーション支援機器(アプリ)を開発している。
ライトニングトーク
チーム名 | 所属 | 発表者 | テーマ |
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有限会社KAZU 空調コロナック事業部 |
三宅 明子 | 既存の空調機に設置。 深紫外線LEDウィルス抑制装置コロナック |
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male bee | 福山大学 | 高橋 海斗 | 環境計測用ドローンによるデジタルツイン |
中原ものづくりラボ | 岡山操山中学校 | 中原 未侑子 | 片手で卵かけご飯を作れる自助具の作成 |
C4H | 弓削商船高等専門学校 | 佐久間 一行 | 液中プラズマによるメタネーション技術の開発 |