お知らせ
趣旨と目的
次世代の鹿児島を創る新産業創出と、世界を変革する力をもったアントレプレナーの発掘・育成を目指し、KAGOSHIMA TECH PLANTERを実施します。豊かな自然環境に起因する農林水産及び観光資源に恵まれるとともに、医療や宇宙開発などの先端産業も盛んなこの地は、リアルテック領域でのイノベーションが起こるポテンシャルを秘めています。鹿児島から技術シーズを持ったチームを生み、育てる事を目指し、「鹿児島テックプランター 最終選考会」を開催します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2021年9月1日(水)〜2022年1月14日(金)
応募方法
こちらからリバネスIDにアクセスし、エントリーフォームへの入力を行なって応募してください。
審査基準
株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
表彰
最優秀賞…1件
企業賞…数件を予定
主催
共催
地域開発パートナー
協力
後援
所在地・面談場所
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階
株式会社リバネス 東京本社
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
Mail:[email protected]
担当:重永・齊藤
※面談は鹿児島県内での直接訪問や、オンライン(Skype、Hangout、appear.in 等)でも行う予定です。
応募からの流れ
9月1日(水)エントリー開始
こちらからリバネスIDにアクセスし、エントリーフォームへの入力を行なって応募してください。書類エントリーでは、チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。
エントリーについてご質問等ある場合、個別にご相談の機会(お電話、オンラインミーティング等)を設けることも可能です。お気軽にお問い合わせください。
12月22日(水)キックオフ
リバネスおよびパートナー企業、エントリーチーム(エントリー先着順にて定員に達し次第〆切)が集まり、交流を行います。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。
1月14日(金) エントリー締切
締切までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。
1月中旬 ファイナリスト決定
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
2月26日(土)鹿児島テックプランター 最終選考会
鹿児島県内主要機関およびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業に加えて、地元企業や大学の方々も参加します。審査終了後、表彰式を行います。
グランプリ概要
グランプリ名 | 鹿児島テックプランター 最終選考会 |
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場所 | 鹿児島銀行 本店別館ビル 3階大ホール |
開催日時 | 2022年2月26日(土)13:00-19:00 |
参加対象 | セミクローズド(事前登録制にて開催) ファイナリスト、パートナー企業、アカデミアの研究者、大学生・大学院生、中高生など |
当日のタイムライン
12:30〜13:00 開場
13:00〜13:25 開会式
13:25〜14:10 最終選考プレゼン(Presenter1〜3)
14:10〜14:20 休憩
14:10〜15:05 最終選考プレゼン(Presenter4〜6)
15:05〜15:15 休憩
15:15〜16:00 最終選考プレゼン(Presenter6〜9)
16:00〜16:50 審査時間/基調講演/ポスターセッション
16:50〜18:00 審査結果発表および表彰式
18:00〜19:00 名刺交換会
審査員
東京工業大学生命理工学部卒業。2002年6月に株式会社リバネスを立ち上げ、取締役CFOに就任。これまでに50社以上のベンチャー企業のコーポレート、ファイナンス面を支援。2014年12月より大学発の研究開発型ベンチャーに特化した投資ファンド、リアルテックファンドの運営会社の業務執行役、2020年1月より株式会社リバネスキャピタルの代表取締役に就任。
平成10年4月に通商産業省入省。平成26年7月より独立行政法人日本貿易振興機構ベルリン事務所次長を務める。平成29年7月より経済産業省産業技術環境局地球環境対策室長に就任。その後、大臣官房グローバル産業室企画官、貿易経済協力局貿易管理部貿易審査課特殊関税等調査室長等を歴任。令和3年4月より現職。
1991年4月株式会社鹿児島銀行入行。2010年2月審査部主任調査役、2011年2月本店営業部法人営業課長、2015年3月岩川支店長、2017年4月出水中央支店長兼出水支店長、2020年4月地域支援部次長、2021年4月より現職。環境の変化を地域にとってのチャンスにできるよう、地域に対してリアルにスピーディに取り組めるセクションを目指す。
1988年京セラ(株)に入社。総合研究所(鹿児島県霧島市)に所属し、シミュレーション技術の普及と開発、セラミックスの衝撃破壊の研究、車載用セラミック基板の開発などに従事。2011年よりSOFC形燃料電池の開発に取り組み、2014年より事業部にて事業化に携わる。2016年、総合研究所所長(現ものづくり研究所)、2019年先進マテリアルデバイス研究所所長、2021年4月より研究開発本部を担当し、現在に至る。
2009年にパナソニック株式会社へ入社し、5年間 グローバル調達部門に従事し、6年間 新規事業創出に取り組んだ。プロジェクトリーダーとして、20以上の新規事業領域を探索し、2つのプロジェクトを立ち上げ、2製品の量産化に成功。2021年にNTT西日本へ入社し、スマートファクトリーに関わる新規事業を一つ立ち上げた後、現在、世の中にイノベーションをもたらす事業や技術の創出に挑戦中。
株式会社バイオインパクト代表取締役。各省庁や研究機関の科学研究費助成(ファンディング)情報と研究者情報やプレスリリースを組み合わせた国内最大級の研究課題・研究者データベース「日本の研究.com」を運営している。研究試薬・機器会社等の販売支援事業や、機械学習、自然言語処理を用い構築した、研究分野等の独自分析アルゴリズムを活用し、製薬企業等の産学連携マッチングやKOL探索サービス等を提供している。
1995年ホーチキ株式会社開発研究所に入社後、消火システム・センサ開発に従事。2006年株式会社マルマエに入社後、品質管理部長、取締役を経て、現在は開発部長として、新規事業育成や社内基幹システムの開発を指揮している。最近はESG経営の一環で、2030年までに自家消費型の4MWのメガソーラーを設備計画し進行中。直近では、鹿児島大学との共同研究でリハビリ装置・作業アシストロボットを開発し、製品化に注力している。
慶應義塾大学経済学部を卒業。SMBC日興証券に入社し、米シティバンクとの合弁事業を経験。プライベートエクイティファンドの組成およびプレースメントに携わった後、ホールセールビジネス全般の企画推進業務に従事。2014年、リアルテックファンド設立メンバーとして参画。投資先ベンチャー企業に対して、幅広い業種知見を活かした事業育成支援を行う。
最終選考会ファイナリスト
入院患者への内服薬の配薬は、病棟看護師による“人的チェック頼み”になっており、医薬品の種類・規格の多さに起因する誤薬インシデントが長年の課題となっている。それを解決するため内服薬AI画像認識チェッカーツール「kizukU」を開発する。
犬の生活習慣はデータ不足により科学的に未成熟な分野。当社は犬の生活習慣データの収集/管理プラットフォームを構築、データを獣医師や企業と共有/分析し、犬の生活習慣改善ソリューションを開発/提供する。
リサイクル率日本一(2019年度時点で82.6%)の鹿児島県大崎町を舞台に、世界に先駆けた循環型社会の実現に向けて、研究チームによる基礎・応用研究を実施できるようなフィールドをつくっていく。
海産魚養殖は、ハード面では閉鎖循環方式の陸上生産が可能であるが、餌は天然魚に依存している。そこで、集約的かつゼロエミッション的な微細藻類生産と藻類を飼料とした動物プランクトンの大量生産により海から切り離された養殖を確立する。
膵臓癌の手術はQOLを非常に下げることからも適応性の評価が重要となりますが有用なマーカーは存在しません。そこで、エピゲノム解析とAI技術を組み合わせることで術後QOLの予測システムを構築しました。
これまで空間デザインは、定性的に語られ、形作られてきた。 我々は空間の見え方を、空間の視覚情報として定量的に分析する手法を確立し、設計・計画の段階から視覚情報の変化を取り入れる実践的デザインを行う。
鹿児島県産の食肉は美味しく高品質であるが、その科学的な裏付けは少ない。我々は食肉の美味しさの秘密を先端科学で可視化し、生産支援により県産の食肉をさらに高品質化し世界市場で戦えるブランドに昇華させる。
現在、臨床的に満足できる尿路上皮癌の腫瘍マーカーは存在しない。尿中エクソソーム内の癌特異的なマイクロRNAを測定することで、患者さんに優しく感度・特異度ともに良好な尿路上皮癌診断キットの開発を目指す。
垂水、枕崎、種子島の3つの街ぐるみ健康長寿研究および鹿児島県下特定健診ビッグデータ解析から生活習慣病やフレイル発症確率の予測式を確立した。アプリ等での社会実装により健康長寿社会の実現を目指す。
ライトニングトーク
チーム名 | 所属 | 発表者 | テーマ |
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株式会社Eco-Pork | 猫田 之弘 | 養豚用ABC(AI Biological/Buta Camera)の開発・展開 | |
かごしま希少鳥獣類調査 | 鹿児島大学共同獣医学部 | 奥谷 公亮 | 鹿児島県における希少な野生鳥獣類の生息域調査の効率化 |
ジバメタルプロジェクト | 鹿児島大学大学院理工学研究科 | 三井 好古 | 磁場中反応を利用した金属回収 |
Baseball Science Hub | 鹿屋体育大学 | 鈴木 智晴 | 野球研究の拡大と未来 |