お知らせ
趣旨と目的
科学技術や情熱をもって岐阜から世界を変えようとするチームを発掘・育成することを目的に「第1回岐阜テックプラングランプリ」を開催します。
「岐阜テックプランター」は、岐阜県を中心とした研究機関の研究者・テクノロジーベンチャー企業の発掘・育成をしていくことで、持続的に産業が創出されるエコシステムの構築を目指します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2021年7月1日(木)〜2021年10月1日(金)
審査基準
株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性
2. 実現可能性
3. 世界を変えそうか
4. パッション
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …OKB賞/一丸ファルコス賞/榎本ビーエー賞/トーカイ賞/長谷虎紡績賞/日本ユニシス BIPROGY賞/ユーグレナ賞
主催
特別共催
地域開発パートナー
協力
後援
運営サポート
所在地・面談場所
株式会社リバネス 東京本社
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階
(担当:宮内・伊地知)
電話:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
※面談は、オンライン(Zoom、Google Meet、Teams、Skype、whereby 等)でも行なう予定です。
応募からの流れ
7月1日(木)エントリー開始
9月22日(水)キックオフイベント(予定)
リバネスおよびパートナー企業、エントリーチーム(申込み先着順にて受付け、定員に達し次第〆切)等が集まり、交流を行ないます。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は、審査には関係しません。*9月9日予定ででしたが、変更となりました。
10月1日(金)エントリー締め切り
エントリー締め切り日までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、希望者には応募内容に対するフィードバックを行ないます。
10月22日(金)ファイナリスト決定
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談も設定可能です。
11月20日(土)第1回岐阜テックプラングランプリ
株式会社リバネスおよびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行ないます。最終選考会は、出場者およびパートナー企業によるクローズドでの開催となります。審査終了後、表彰式を行ないます。
グランプリ概要
グランプリ名 | 第1回岐阜テックプラングランプリ |
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場 所 | ソフトピアジャパンセンタービル ソピアホール (〒503-0006 岐阜県大垣市加賀野4丁目1番地7 ソフトピアジャパンセンタービル3階) |
開催日時 | 2021年11月20日(土)13:00-19:00 |
参加対象 | クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、地元企業や大学の方々) |
当日のタイムライン(予定)
12:30-13:00 開場
13:00-13:25 開会式、趣旨説明、審査員紹介
13:25-13:45 基調講演『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。』ユーグレナ 代表取締役 出雲充 氏
13:45-14:30 最終選考プレゼン(Presenter①〜③)
14:30-14:40 休憩
14:40-15:25 最終選考プレゼン(Presenter④〜⑥)
15:25-15:35 休憩
15:35-16:20 最終選考プレゼン(Presenter⑦〜⑨)
16:20-17:20 審査タイム/会場投票・ライトニングトーク/ポスターセッション
17:20-18:20 表彰式・閉会式
18:30-19:00 情報交換会
審査員
東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻博士課程修了、博士(農学)。大学院在学中に理工系学生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出す「知識製造業」を営み、世界の知を集めるインフラ「知識プラットフォーム」を通じて、200以上のプロジェクトを進行させる。ユーグレナなど多数のベンチャー企業の立ち上げにも携わるイノベーター。
オリックス株式会社、みずほフィナンシャルグループを経て、2014年5月株式会社大垣共立銀行に入社。2017年6月に取締役名古屋支店長に就任。2018年6月より常務取締役を務め、現在に至る。当社の法人個人営業、広報を担当する他、「未来戦略」として地域商社、サステナビリティを推進。
スリランカ出身。2001年に同社に入社し、研究開発部門の部門長を務めた後、外国人としては初の執行役員に就任。インドのバンガロールにある農業科学大学で獣医学の学士号を、岐阜大学で農学の修士号を、岐阜大学大学院連合農学研究科で農学の博士号を取得。皮膚の老化、皮膚の色素沈着、炎症等を研究テーマとし、薬草や植物由来の化粧品成分開発の専門家として活躍する。1999年には、日本学術振興会賞(ポスドク研究部門)を受賞。
2001年豊橋技術科学大学大学院修士課程修了。榎本ビーエー株式会社に入社後、工学博士号を取得。新製品開発室に配属され、地域コンソーシアムやNEDOなど産官学連携事業など共同研究に参画しながら、環境、医療関連装置の開発を行う。現在は工作機械事業部の工場長として運営管理に従事。
1986年株式会社トーカイ入社、ダストコントロール事業、リネンサプライ事業を経て1991年より20年以上にわたり病院関連事業に従事。医療機関の寝具洗濯リネンサプライや、看護補助、患者給食、院内清掃医療周辺業務のアウトソーシング化推進に携わり、事業を通じて病院経営の効率化や医療福祉の質向上に努める。2017年6月に同社取締役就任、2020年6月より現職。
1980年1月11日生まれ。岐阜県出身。41歳。麗澤瑞浪中学・高校を卒業後、麗澤大学に進学し2003年3月、同大を卒業。2003年4月、長谷虎紡績株式会社に入社。大阪支店や中国の子会社社長を経て2019年12月、5代目として長谷虎グループの代表取締役社長に就任。
2002年(平成14年)日本ユニシス入社。地方金融機関様のシステム・インテグレートを担当。特にミッションクリティカルな基幹系、顧客の接点となるカスタマーエンゲージメント分野などの不可欠なサービス提供に携わる。地域事業者様と地方銀行様と共に地域経済の活性化を目指したDX推進活動に取組む。
駒場東邦中・高等学校、東京大学農学部卒業後、 2002 年東京三菱銀行入行。 2005 年株式会社ユーグレナを創業、代表取締役社長就任。同年12月に、世界でも初となる微細藻類ミドリムシ(学名:ユーグレナ)の食用屋外大量培養に成功。世界経済フォーラム (ダボス会議ヤンググローバルリーダー 、第一回日本ベンチャー大賞「内閣総理大臣賞」受賞。 経団連審議員会副議長 。 著書に『僕はミドリムシで世界を救うことに決めた。』(小学館新書)がある。
最終選考会ファイナリスト
当技術を使って繊維・フィルムにナノサイズの孔を空け、高機能な多孔質素材を開発。競合技術と比べ「保持力の高さ」と「成分の種類の多さ」に優位性を持つ。 当事業を通して、素材の力で社会課題を解決し、人々の豊かな生活に貢献する。
- 最優秀賞
- トーカイ賞
- 長谷虎紡績賞
鍵やパスワードを記憶/記録し管理している現代の信頼保証をリプレイス、自分の肉体からシステム自律的に暗号キーを発行・連携できる、AI活用したマルチモーダルバイオメトリクス認証を研究開発しています。
- 榎本ビーエー賞
核医学検査は人体の機能および代謝情報を得ており、現在の画像診断において不可欠な技術であるが、画像の分解能が低い。そこで、AIを用いた高解像度化に向けたシステムを構築し、診断能の向上を目指す。
CO2フリーエネルギーとしてアンモニアが注目されている。本テーマでは、アンモニアから純水素をつくる世界初の技術をコアに、CO2フリー発電システムを実現する。
- 日本ユニシス BIPROGY賞
我々の世界初の医療検査・手術用自動穿刺システム(ANT)は、初心者でも熟練者と同様にレントゲン・CTガイド下での高難易度の手技を可能にします。この技術の普及で、低侵襲医療の技術革新に貢献します。
今や絶滅危惧種の最後の砦である動物園で、保全繁殖を推進するために、排卵や妊娠を現場で即時かつ簡易に判断できると効果的である。尿の採取が難しい動物に、糞を使って人の妊娠検査薬のような製品の開発を目指す。
- OKB賞
水素原子を重水素に置き換えた重水素標識分子は、光ファイバーの素材や液晶材料、医薬品など多方面での有用性や応用が期待される。我々は様々な重水素標識分子を簡便に合成する手法を開発し、実用化を目指している。
- Real Tech Fund賞
ストレス社会の中で炎症性腸疾の患者が増加していますが、効果的な予防法・治療法はありません。炎症性腸疾患の予防効果をもつ機能性食品素材及び治療効果をもつ低中分子薬を開発することで、患者ゼロを目指す。
- 一丸ファルコス賞
- ユーグレナ賞
日本は約7500種の植物が自生し、このうち約25%が本国固有種であるとされ豊かな植物資源を有する。これらをケモタキソノミーの観点から化学成分を明らかにし医薬品・食料などに利用できる有用なものを見出す。
ライトニングトーク
チーム名 | 所属 | 発表者氏名 | テーマ名 |
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リハログ | 岐阜工業高等専門学校 | 柴田 欣秀 | ウェアラブル端末でリハビリ効果の可視化に革新を |
株式会社e-NA Biotec | 株式会社e-NA Biotec | 北出 幸夫 | マイクロRNA補充療法による膀胱がんの治療薬開発 |
天空の茶畑 | 岐阜大学 | 岩橋 均 | 上ヶ流乳酸菌発酵茶の創製と販売ネットワークの構築 |
美肌菊 | 岐阜大学 | 竹森 洋 | ヌマダイコンを活用した新規生薬の開発 |