令和6年度「青森県研究者向けスタートアップ人材育成業務」を受託、研究者との社会実装への道づくりに取り組みます
株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長CCO:井上 浄、以下「リバネス」)は、地域エコシステムの構築を目指して地域テックプランターの活動を展開しており、その広域版として東北テックプランターを昨年立ち上げています。
この度、青森県による公募「青森県研究者向けスタートアップ人材育成業務委託」に採用され、研究者が研究成果を社会実装していくための取り組みを青森県にて進めます。
「青森県研究者向けスタートアップ人材育成業務」とは
東北地域における課題を解決するため、世界を変えるビジネスを持続的に生み出す「研究
開発型スタートアップ・エコシステム」を青森県に構築することを目指します。青森県の経済成長と社会課題の解決を加速させるため、イノベーション
の原動力となる研究者を発掘し、科学技術のタネを研究者と共に育成していくことを本事業の目的に、青森県内の研究者とのコミュニケーションを進めてまいります。
研究者の伴走支援
研究成果を社会に活かしたいと多くの研究者が思っているものの、その実行にはアカデミア以外・専門外の方々も巻き込んだ動きが必要になります。また、社会に持ち込むための実証や研究開発のための資金も必要になってくるでしょう。本事業では、そのための、研究コミュニティの外側にも共感していただける仲間を集める動きを研究者とともに考え議論しながらつくっていきます。
研究者との面談において、どのように課題を解決したいか、どのような世界観を描きたいか、コア技術の詳細、これまでの研究成果やプロトタイプなどをヒアリングし、研究成果を社会に活かしていくための道筋について議論します。特に、その後の伴走支援を希望する研究者数名に対して、研究者のプラン具体化に向けたパートナーの募集や協業を持ちかけるための戦略・プレゼンテーションなどの作成を支援します。そして、専門分野外の他者にもわかりやすく伝わるよう戦略を立てることが肝要なので、研究者との議論を通して、コア技術や解決する課題等の重要項目を明確化し、外部との連携機会を増やす機会として、ピッチイベントへの参加も検討します。
リバネスでは2014年よりテックプランターというプログラムを展開し、2200チーム以上とコミュニケーションを取ってまいりました。東北域における研究開発型スタートアップの活性化に、青森県からの発進も強められるよう、活動を続けてまいります。
本事業に関する問合せ
株式会社リバネス 井上麻衣
TEL 03 – 5227- 4198 / Mail:[email protected]