お知らせ
グランプリ当日の様子については、ぜひ以下のムービーをご覧ください 。
趣旨と目的
TOCHIGI TECH PLANTER(とちぎテックプランター)は、全国有数のものづくり県として発展を遂げてきた栃木県から、産学官金が連携して新たな産業を創出するためのプログラムです。栃木県内の大学を中心に、地域から世界を変えようとするチームを発掘・育成することを目的に「とちぎテックプラングランプリ」を開催します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2023年11月1日(金)〜2024年1月9日(火) 2024年1月12日(金)
応募方法
こちらからリバネスIDにアクセスし、エントリーフォームへの入力を行なって応募してください。
審査基準
株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
主催
株式会社リバネス
地域開発パートナー
協力企業
後援
連絡先
株式会社リバネス
〒162-0822 東京都新宿区 下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル6階
(担当:尹、秋永)
電話: 03-5227-4198 Mail:[email protected]
応募からの流れ
11月1日(水)エントリー開始
こちらからリバネスIDにアクセスし、エントリーフォームへの入力を行なって応募してください。書類エントリーでは、チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。
エントリーについてご質問等ある場合、個別にご相談の機会(お電話、オンラインミーティング等)を設けることも可能です。お気軽にお問い合わせください。
〆切 以降、書類審査
1月9日(火) 1月12日(金)までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。書類審査では、チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。
1月 ファイナリスト決定
ファイナリスト決定後、書類審査を通過した希望者に対し、グランプリに向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
2月17日(土)とちぎテックプラングランプリ
株式会社リバネスおよびパートナー企業が審査員つとめ、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。グランプリはセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業のみが参加します。審査終了後、表彰式を行います。
グランプリ概要
グランプリ名 | とちぎテックプラングランプリ2023 |
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場 所 | 栃木県総合文化センター特別会議室 (〒320-8530 栃木県宇都宮市本町1−8) |
開催日時 | 2024年2月17日(土) |
参加対象 | セミクローズド:ファイナリスト、パートナー企業、アカデミアの研究者、学生、中高生など |
当日のタイムライン(予定)
13:00〜13:25 主催者挨拶/趣旨説明/審査員紹介
13:25〜13:35 基調講演
13:35〜13:45 特別講演
13:45〜14:30 ファイナリストチーム・プレゼンテーション(Presenter1〜3)
14:30〜14:40 休憩
14:40〜15:25 ファイナリストチーム・プレゼンテーション(Presenter4〜6)
15:25〜15:35 休憩
15:35〜16:20 ファイナリストチーム・プレゼンテーション(Presenter7〜9)
16:20〜17:20 協力企業ご挨拶・ライトニングトーク/審査時間
17:20〜18:20 審査結果発表および表彰式
18:30〜19:00 交流会
審査員
東京都立大学大学院工学研究科修士課程修了、修士(工学)。修士1年よりリバネスに参加し、その後リバネス初の新入社員として入社。人材開発事業部を立ち上げ、2012年より執行役員に就任。同年より大阪事業所の立ち上げに関わる。2013年より東京本社に異動し、ものづくり分野のインキュベーション事業、産学連携事業、ものづくり企業の活性化などを担う。
1980年栃木県生まれ。2001年 青木製作所入社、2012年同社代表取締役に就任。2020年3月にアオキシンテックへと社名変更。『共生型ものづくり産業に挑む』という経営理念を新たに掲げ、協力工場・大学・ベンチャー・異業種企業等の多様な機関との共生型ネットワーク構築し、世界を変えるものづくりを目指す。ベンチャーの熱とアイデアを形にするリバネススーパーファクトリーグループの一員として『Garage Tochigi』を運営。2020年4月には東京R&Dセンターを開所し、ベンチャーの試作開発や新分野のものづくりに取り組む。
1990年生まれ。栃木県出身。宇都宮工業高校卒業。前職は火力発電所の精密部品の鋳型職人。2019年に高倉と出会い、イノカを共同創業。世界初の「チーフ・アクアリウム・オフィサー(最高アクアリウム責任者)」に就任し、「生態圏エンジニア」という職種の一般化を提唱している。“海なし県” 栃木・宇都宮の自宅に巨大サンゴ礁生態系水槽を所有する生粋のアクアリスト。3児の父。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科を修了。三菱UFJ銀行、国際協力銀行(JBIC)への出向、東京大学生産技術研究所特任研究員、科学技術振興機構(JST)ACCELプログラムマネージャーを歴任。グローカリンクの代表取締役社長に就任し、現在に至る。創業前チームへのハンズオン、創業直後ベンチャー企業への投資育成実績多数。各社顧問、取締役として主体的に関与。
1975年栃木県生まれ。千葉工業大学卒業後1997年入社。購買、海外貿易、営業を経て、2017年事業部統括、2020年取締役就任。製造業にとって厳しい時代を生き抜きながら、今年創業74期目を迎える。会社という小集団であることに変わりはないが、卓越した技術に磨きをかけ個々の人間的成長を目指すことを目的としている。
1993年筑波大学大学院工学研究科物理工学専攻博士課程修了、博士(工学)。1993年4月理化学研究所フォトダイナミクス研究センター研究員。1995年4月徳島大学工学部光応用工学科助教。2008年4月宇都宮大学オプティクス教育研究センター准教授。現在、同センター教授。2023年9月に宇都宮大学発ベンチャー「ホロデザイン株式会社」を創業。取締役に就任する。
航空宇宙工学専攻。大学在学中に医科大学発医療系ベンチャーの立ち上げに参画。理系出身と起業経験を経て、大学発ベンチャー企業をはじめとしたモノづくり企業の事業化支援に強い関心を抱く。みずほ銀行に入行後、法人営業として中小・中堅企業の事業開発・成長戦略をサポート。2021年に現部署に着任し、ヘルスケア領域のスタートアップ・上場グロー
ス企業の支援に奮闘中。
株式会社ユーグレナの未上場期より取締役として事業戦略、M&A、資金調達、資本提携、広報・IR、管理部門を管轄。 2021年に同社のCEOに就任して全事業執行を務め、健康寿命延伸を目指したリブランディング、脱炭素社会を目指すバイオ燃料開発、経営に10代を取り込む制度設計をするなど次世代経営を推進。日本における研究開発型ベンチャーへの投資環境を創り出すことを目的としてリアルテックファンドを設立、現在も代表を務める。
ファイナリスト
生き物相手の畜産業は未だ多くの課題を抱えている。畜産関係機関が集積し、数万頭の牛が飼育される那須地域を巨大な研究フィールドと捉え、課題解決に資する研究成果を那須拓陽高校を起点に生み出していく。
- 三洋製作所賞
イチゴのハダニ防除で実用化した炭酸ガス処理技術を、他の農作物から乾燥食品、衣食住に関わる害虫まで防除できる技術として改良開発し、農薬を使わない防除技術を普及する。
- アオキシンテック賞
イチゴ、ほうれん草、ニラのようなデリケートな青果物を出荷するまでの仕組みを省人化するべく、選別・計量・包装の全自動システムを開発した。生産者や特に新規就農者のために、労働負担減と増収増益を目指す。
高齢化により「歩く」ことに自信がない人も、歩ける限りはその能力を維持し、歩き続けられれば喜びとなる。本テーマは車椅子に自動運転技術を加えて、様々な 状況で「歩く」ことを支援する装置を開発する。
褥瘡は感染すると死に至る恐れのある危険な疾患である。画像認識AIが褥瘡の進行期判断をサポートし、適切な軟膏を推奨してくれる仕組みを考案。医師、看護師向けの褥瘡診療サポートツールの開発を目指す。
- グローカリンク賞
普段使いができる被服型パワードスーツ用新アクチュエータを提案する。新アク チュエータはシート状の人工筋肉にシート状の電磁逆止弁を備えた、周辺機器を大幅に少なくできる、ワンシート人工筋肉である。
- リアルテックファンド賞
日本の優れた自然を次世代に継承するためには、インタープリテーションと教育が欠かせない。自然との接点として機能するトレイルに、訪問者と管理者の相互情報交流を可能とする新たな技術を開発して社会実装する。
- 最優秀賞
- イノカ賞
製品・サービス産出業において操業効率化は常に重要課題であるが、個別技術の改善が全体に与える効果の予想は技術の多様化と複雑化を背景に難しくなっている。システムの全体像を数理で捉え、最適化することを目指す。
牧場が大規模化する中、スタッフ1人で飼育する牛の数が増え、発情や病気の見逃しも増えている。牛の特徴的な動作を画像解析から自動検出してスタッフへ通知することで、少人数でも生産性が上がる畜産業を実現する。
ライトニングトーク
チーム名 | テーマ名 | 発表者所属 | 発表者氏名 |
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ラボ・ミノタウロス | 動物と触れ合わないアニマルセラピー | 自治医科大学 | 平尾 温司 |
LUNE | 資源循環コスメアドバイザーLUNEによる廃棄コスメの削減 | 株式会社本田技術研究所 | 田原 清楓 |
3Dユニバーサル栄養表示システム | 食品や料理の栄養学的特徴を色と球の大きさで視覚化 | 宇都宮大学カ | カバリェロ 優子 |
基調講演
早崎 芳夫
1993年筑波大学大学院工学研究科物理工学専攻博士課程修了、博士(工学)。1993 年4月理化学研究所フォトダイナミクス研究センター研究員。1995 年4月徳島大学工学部光応用工学科助教。2008年4月宇都宮大学オプティクス教育研究センター准教授。現在、同センター教授。2023年9月に宇都宮大学発ベンチャー「ホロデザイン株式会社」を創業。取締役に就任する。
特別講演
永田 暁彦
株式会社ユーグレナの未上場期より取締役として事業戦略、M&A、資金調達、資本提携、広報・IR、管理部門を管轄。 2021年に同社のCEOに就任して全事業執行を務め、健康寿命延伸を目指したリブランディング、脱炭素社会を目指すバイオ燃料開発、経営に10代を取り込む制度設計をするなど次世代経営を推進。日本における研究開発型ベンチャーへの投資環境を創り出すことを目的としてリアルテックファンドを設立、現在も代表を務める。