― 2024年 ―

グランプリ7月20日(土)
見学者募集中
たくさんのお申し込み、ありがとうございました

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お知らせ
趣旨と目的

SHIGA TECH PLANTER(滋賀テックプランター)では、県内に拠点を置く理工系大学や第二創業を目指す企業等から“モノづくり”および“水・環境”等の分野に関連したビジネスシーズを発掘し、メンタリングや専門家による相談機会の提供を通じて事業プランのブラッシュアップを行います。科学技術や情熱をもって滋賀県から世界を変えようとするチームを共に発掘・育成することを目的に「第9回滋賀テックプラングランプリ」を開催します。

対象

リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方。
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人の設立前でもOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。

募集期間

2024年4月1日(月)〜2024年5月21日(火)

応募方法

ウェブサイト(https://id.lne.st/pre_regist?s=tp)にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。

審査基準

滋賀発成長産業発掘・育成コンソーシアムおよびパートナー企業等によって構成される審査員が、以下の各項目により審査します。
1. 新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション

表彰

最優秀賞…1件

企業賞 …複数件

主催
【コンソーシアム構成機関】

滋賀県、滋賀大学、滋賀医科大学、滋賀県立大学、長浜バイオ大学、びわこ成蹊スポーツ大学、立命館大学、龍谷大学、株式会社滋賀銀行、株式会社関西みらい銀行、公益財団法人滋賀県産業支援プラザ、株式会社リバネス

2024年度パートナー
株式会社関西みらい銀行
京セラ株式会社
株式会社滋賀銀行
株式会社SCREENホールディングス
タカラバイオ株式会社
東洋紡株式会社
東レ株式会社
株式会社橋本建設
株式会社フォーカスシステムズ
所在地・面談場所

〒552-0007 大阪市港区弁天1-2-30オークプリオタワー403
株式会社リバネス 大阪本社
TEL:06-6125-5622 FAX:050-3737-5299
E-Mail:[email protected]
担当:岸本

〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル6階
株式会社リバネス 東京本社
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
E-Mail:[email protected]
担当:石澤

応募からの流れ

4月1日(月)エントリー開始 ※締切り:5月21日(火)17:00

ウェブサイト( https://id.lne.st/pre_regist?s=tp)にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを伝える説明会等を大学単位、個別に開催することも予定しています。お気軽にお問い合わせください。

5月11日(土) キックオフイベント

リバネスおよびパートナー企業、エントリーチーム(申込み先着順にて受付け、定員に達し次第〆切)、過去エントリーチーム等が集まり、交流を行ないます。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。

5月22日(水)〜 6月中旬 書類審査

5月21日(火)までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。期日までに、チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。また、プレゼンテーション審査に向けた個別面談(オンラインも可)を希望者に対して実施します。

6月下旬 ファイナリスト決定

書類審査を通過した希望者に対し、グランプリに向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。

7月20日(土)第9回滋賀テックプラングランプリ

株式会社リバネスおよびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業に加えて、地元企業や大学の方々も参加します。審査終了後、表彰式を行います。

グランプリ概要

グランプリ名 第9回滋賀テックプラングランプリ
場 所 草津市立市民総合交流センター(キラリエ草津) (滋賀県草津市大路2丁目1−35)
開催日時 2024年7月20日(土)(開場12:30、情報交換18:20)
参加対象 ファイナリスト、パートナー企業、アカデミアの研究者、大学生・大学院生、中高生など
※クローズド
※ファイナリスト:9チーム(エントリーから選抜)

当日のタイムライン

12:30- 開場
13:00-13:25 開会式
13:25-13:45 基調講演
13:45-14:30 ファイナリストによるプレゼンテーション(①〜③)
14:30-14:40 休憩
14:40-15:25 ファイナリストによるプレゼンテーション(④〜⑥)
15:25-15:35 休憩
15:35-16:20 ファイナリストによるプレゼンテーション(⑦〜⑨)
16:20-17:20 審査時間・滋賀ジュニアリサーチグラント授与式
17:20-18:20 審査結果発表および表彰式
18:20-19:00 情報交換

審査員

株式会社リバネス
代表取締役社長 COO
髙橋 修一郎

設立時からリバネスに参画し、教材開発事業やアグリ事業の立ち上げを行う。大学院修了後は東京大学教員として研究活動を続ける一方でリバネスの研究所を立ち上げ、研究開発事業の基盤を構築した。さらに独自の研究助成「リバネス研究費」のビジネスモデルを考案し、産業界・アカデミア・教育界を巻き込んだオープンイノベーション・プロジェクトを数多く仕掛ける。2010年より代表取締役に就任。

滋賀県
商工観光労働部 部長
林 毅

1989年滋賀県庁入庁。2016年総合政策部秘書課長、2017年総務部市町振興課長、2019年総務部管理監を経て、2021年琵琶湖環境部次長、2022年滋賀県監査委員事務局長を歴任。2023年4月より滋賀県商工観光労働部長。

公益財団法人滋賀県産業支援プラザ
常務理事 兼 連携推進部長
小川 栄司

1990年滋賀県入庁、工業技術センターにおいて、県内ものづくり企業への技術支援、企業や大学との共同研究開発等に従事。新産業振興課およびモノづくり振興課では、研究開発支援、地域産学官連携支援等に携わる。2017年モノづくり振興課長、2019年工業技術総合センター所長 兼)商工観光労働部技監。2023年より現職。

株式会社関西みらい銀行
法人業務部長
上野 真寛

1996年関西銀行に入行し、大阪府下の営業店にて主に法人営業を担当。2004年以降はヘルスケア事業(病院・介護事業者等)を主担当とする部署で従事した後、2015年同部署の部長に就任。2021年本社営業第四部長に就任し、2023年法人業務部長に就任、現在に至る。

京セラ株式会社
研究開発本部 デバイス研究開発統括部長
兼 ものづくり研究所長
大嶋 仁英

1993年に京セラ株式会社に入社。総合研究所に所属し、セラミックをベースとした環境関連の基礎的な材料開発に従事。2003年より固体酸化物形燃料電池(SOFC)の開発に携わり、それ以降、量産化および事業化に向けた開発に取り組む。2014年より事業部にて、SOFCの製造、技術、開発の各部門を経て、2022年より材料開発を軸とするものづくり研究所を担当。また、2024年よりデバイス研究開発統括部も担当し、現在に至る。

株式会社滋賀銀行
営業統轄部 ソリューション営業室 地域振興グループ長
奥田 芳久

2002年滋賀銀行入行。「格付コミュニーケーション・サービス」の立ち上げや、金融円滑化の推進、行内BPRなどに従事。2023年4月地域振興グループ長就任。「しがぎん起業・経営塾」の企画・運営や、ベンチャーファンドによる投資、イノベーションアワード「野の花賞」を通じた伴走支援、大学と企業をつなぐ産学官金連携など、ニュービジネス支援に取り組む。PPP・PFIなどの官民連携、観光活性化、まちづくりなど地方創生全般に関わる。

株式会社SCREENホールディングス
常務執行役員 技術開発戦略本部長
吉岡 正喜

1984年大日本スクリーン製造入社。電子工場、第一開発部、技術研究所などでシステム制御技術開発に従事。2012年技術開発グループ制御技術部長。2014年ホールディングス化後、SCREENホールディングスで第一・第三技術開発室長を歴任。2018年執行役員、2021年上席執行役員、2024年常務執行役員技術開発戦略本部長。

タカラバイオ株式会社
参事
北川 正成

1986年宝酒造入社。遺伝子工学試薬開発に従事する中、大腸菌ゲノムプロジェクトに参画。㈱HSP研究所を経て、奈良先端科学技術大学院大学にて大腸菌ゲノム完全解読に貢献。2001年よりドラゴン・ジェノミクス株式会社(後にタカラバイオに吸収)にてゲノム解析事業を主導。2011年より同社執行役員としてドラゴンジェノミクスセンター長、バイオ研究所長、開発本部長等を歴任。2023年より現職。博士(バイオサイエンス)。

東洋紡株式会社
執行役員、イノベーション部門統括
伊藤 勝也

1964年山口県生まれ。1989年電気通信大学大学院電気通信学研究科(修士課程)修了。2004年金沢大学より博士号(工学)取得。1989年に東洋紡(株)に入社、総合研究所(大津市堅田)にてパッケージングやディスプレイ、電子部品関連に使われるプラスチックフィルムの研究開発に従事。2017年より工業フイルム事業総括部開発部長、2023年より執行役員としてイノベーション部門を統括。滋賀に住み続けるご縁で、少しでも多くの起業家のお手伝いができれば幸いです。

東レ株式会社
電子情報材料研究所 所長
藤田 陽二

1998年東レ株式会社に入社し、電子情報材料研究所(大津市)にて、感光性絶縁コーティング剤の研究開発に従事。2006年電子材料技術部(大津市)、当コーティング剤技術確立、量産化に従事、2011年同部技術課長。2017年東レ先端材料研究開発(中国)有限公司(上海市)に赴任し、電情材技術部長として中国における電情材研究開発、事業拡大に尽力、2023年より現職。

株式会社橋本建設
代表取締役社長
橋本 健一

1974年滋賀県生まれ。1999年日立公共システム株式会社入社、システムエンジニアとして行政向けシステム構築に携わる。2003年に株式会社橋本建設入社、2019年より同代表取締役。2019年11月彦根商工会議所副会頭就任。前職での経験を活かしICT技術を積極的に取り入れた建設工事を推進中。他にも彦根観光人力車、クラフトビール事業立ち上げなど「まちをつくる会社」として、微力ながら滋賀県の活性化に尽力しています。

株式会社フォーカスシステムズ
ITイノベーション第二事業本部 営業企画統括部
中村 和人

1999年株式会社フォーカスシステムズ入社。インフラ系システムエンジニアとして銀行他金融機関などのインフラ構築業務に携わる。2018年より同社新事業創造に取り組み、大学との共同研究、ベンチャー支援、自社製品を使用した実証実験などに関わる。近々では主に子牛飼育の省力化を図るシステムの開発、IoTデバイスを使用した果樹の生育推定システムの開発支援などを推進中。

ファイナリスト

株式会社MotorAI
【発表者】清水 悠生
設計プロセスを革新するモータ設計AIの事業化

本事業では、モータ設計の人材不足や非生産的業務という課題解決のため、生成AIを用いた設計エージェントの開発とWebアプリケーション販売事業を行う。設計支援・教育や業務効率化により、モータ開発のDX推進と電動化社会への貢献を目指す。

オーシャンリペア株式会社
【発表者】光斎 翔貴
未•低利用魚の有効利用で変える海中環境

海の環境問題「磯焼け」を助長する藻食性食害低利用魚イスズミ・アイゴを犬の健康を守るドッグフードとして価値化することで、藻場再生に伴うブルーカーボン創出し、漁業復興、未利用資源の有効利用のサイクルを生み出す。

オイケム合同会社
【発表者】山﨑 昌男
木材の不燃化のための発泡断熱技術

木を始めとする再生可能な自然素材の耐火性を向上させることによる利用促進および環境の安全性向上。従来の木材を使った構造物における火災リスクを低減し、安全で持続可能な建築およびインフラストラクチャーの構築を目指す。

  • 関西みらい銀行賞
United Vesture ユナベス
【発表者】奥田 結衣 / 京都大学大学院
水草のバイオマス構造材料化 ~滋賀から世界の環境保全へ~

琵琶湖で異常発生している水草をクエン酸で処理することで、石油由来プラスチックやセラミックスに代わる環境に優しいバイオマス構造材料に変換し、滋賀から地球温暖化や石油枯渇などの環境問題の解決に貢献する。

  • フォーカスシステムズ賞
Dr. Finger
【発表者】國府 拓 / 滋賀医科大学
硬さを測る医療機器の開発

⽪膚科専⾨医が皮膚等の⼈体の硬さを定量する医療機器を開発する。医師の触診のデジタル化を⽬指し、医療過疎地域や災害現場の遠隔診療、⼈⼯知能を⽤いた診断システムの発展に寄与する。

  • 特別賞
  • 滋賀銀行賞
ReFLight
【発表者】小林 洋一 / 立命館大学
難分解性化学物質を循環資源に変える温和な光化学反応の実現

テフロン、ナフィオンなどに代表されるフッ素化合物は、様々な産業を支える材料である一方、極めて安定なため、リサイクルが難しい。本テーマでは、LED光や太陽光などの汎用光源を用いて資源循環可能な原材料にまで温和に分解できる新しい材料を創出する。これらをリサイクル技術へと発展させ、循環型社会の実現に貢献する。

  • 最優秀賞
  • SCREEN賞
  • 東洋紡賞
EcoカーボンDX
【発表者】渡部 弘達 / 立命館大学
固体炭素生成から進めるカーボンニュートラルとマテリアルDX

CO2フリー水素生産とCO2からの固体炭素生成を通じてカーボンニュートラルを実現する。炭化水素ガスやCO2から固体炭素を連続生成する触媒システムを独自開発。原子レベルから触媒設計するマテリアルDXを進めている。CO2からの固体炭素生成では、酸素も生成できる点に着眼し、宇宙分野への活用も検討している。

  • 京セラ賞
  • SHIGA賞
USQUA
【発表者】竹内 悠 / 京都大学
膜と促進酸化処理を用いたオンサイト型水再利用システムの開発

住宅などの排水から生物処理に頼らずに生活用水レベルまできれいにできる技術で社会実装を目指したシステム事例は少ない。そこで膜処理と促進酸化処理の組合せによるオンサイト型水再利用システムの実用化を目指す。

  • 東レ賞
ピエゾフォトトロニクスR
【発表者】小林 大造 / 立命館大学
ひずみ計測の新技術!光起電力が応答するフィルム型センサ

光・機械・電気の融合でグリーンIoTデバイスを創出し、これまで設置が難しかった場所へセンサや発電デバイスを届けられる社会を実現する。本テーマでは検出回路も外部電源も使うことなく、ワイヤレスで計測可能なフィルム型のひずみセンサを開発。ひずみゲージを基盤とする機械量センサ全般へ広く応用が期待できる。