お知らせ
趣旨と目的
科学技術や情熱をもって大阪から世界を変えようとするチームを発掘・育成することを目的に「第4回大阪テックプラングランプリ」を開催します。
「大阪テックプランター」は、関西圏の技術シーズ(ベンチャー)を発掘・育成することにとどまらず、アジア圏のスタートアップも国際空港を有する大阪に呼び込み、2024年のうめきた2期地区の先行まちびらき、そして2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、大阪をヘルスケアやものづくりの国際ハブにすることを目指します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2022年7月20日(水)〜2022年9月21日(水)
応募方法
こちらからリバネスID(https://id.lne.st/)にアクセスし、エントリーフォームへの入力を行なって応募してください。
審査基準
株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性
2. 実現可能性
3. 世界を変えそうか
4. パッション
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
主催
地域開発パートナー
後援
所在地・面談場所
株式会社リバネス 大阪本社
〒552-0007 大阪市港区弁天1-2-30 オークプリオタワー403
(担当:濱口・仲栄真)
電話:06-6125-5622 E-mail:[email protected]
※面談は、オンライン(Zoom、Google Meet、Teams 等)でも行なう予定です。
応募からの流れ
7月20日(水)エントリー開始
こちらからリバネスID(https://id.lne.st/)にアクセスし、エントリーフォームへの入力を行なって応募してください。エントリーについてご質問等ある場合、個別にご相談の機会(お電話、オンラインミーティング等)を設けることも可能です。お気軽にお問い合わせください。
また、エントリーチーム(申込み先着順にて受付け、定員に達し次第〆切)に向けた説明会も行ないます。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は、審査には関係しません。
9月3日(土)キックオフイベント
リバネスおよびパートナー企業、エントリーチーム(申込み先着順にて受付け、定員に達し次第〆切)等が集まり、交流を行ないます。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は、審査には関係しません。
9月21日(水)エントリー締め切り
エントリー締め切り日までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、希望者には応募内容に対するフィードバックを行ないます。
10月14日(金)ファイナリスト発表
書類審査を通過した希望者に対し、グランプリに向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談も設定可能です。
11月12日(土)第4回大阪テックプラングランプリ
株式会社リバネスおよびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行ないます。グランプリは、出場者およびパートナー企業によるクローズドでの開催となります。審査終了後、表彰式を行ないます。
グランプリ概要
グランプリ名 | 第4回大阪テックプラングランプリ |
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場 所 | アートホテル大阪ベイタワー4階 アート グランド ボールルーム (〒552-0007 大阪府大阪市港区弁天1-2-1) |
開催日時 | 2022年11月12日(土)13:00-18:30 |
参加対象 | クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、地元企業や大学の方々) |
当日のタイムライン(予定)
12:30-13:00 開場
13:00-13:25 主催者挨拶
13:25-13:45 基調講演
13:45-14:30 ファイナリストによるプレゼンテーション①〜③
14:30-14:40 休憩
14:40-15:25 ファイナリストによるプレゼンテーション④〜⑥
15:25-15:35 休憩
15:35-16:20 ファイナリストによるプレゼンテーション⑦〜⑨
16:20-17:20 審査タイム/会場投票・ライトニングトーク/ポスターセッション
17:20-18:20 表彰式・閉会式
審査員
博士(薬学)、薬剤師。2002年、大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。博士過程を修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教、慶應義塾大学特任准教授を経て、2018 年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等に携わる研究者であり経営者。経産省産業構造審議会委員、文部科学省技術専門審査員、JST SCORE-大学推進型委員会委員等も務め、多くのベンチャー企業の立ち上げにも携わり顧問を務める。
AIやインターネットを核とした情報系や、ERPを中心とした基幹系のビジネスの立ち上げ&責任者を務める。常に最先端の技術を追い、経営に対する提言を実施。現在はエバンジェリストとして、Digital TransformationをビジネスとITの両面から追求し、企業や自治体の変革&成長を促す活動を行っている。中小企業診断士としても活動する傍ら、大学講師、様々な自治体のDX委員などを兼務。幅広い人脈を生かして、業界を横断した様々なコミュニティを主催中。
主幹研究員
大阪府出身。弁理士。技術経営博士。1998年光洋精工株式会社(現:株式会社ジェイテクト)入社。電動パワーステアリングの開発・設計を担当した後、ステアリングシステムの知財戦略を担当。2003年サントリー株式会社入社。知的財産部にて、生産設備/ペットボトル等の容器/ビールの知財戦略を担当。2021年4月より現職。基盤研究分野のオープンイノベーションを推進。
1954年大阪府豊中市生まれ。 大学卒業後、複数の業務経験を経て父の創業したダイセイ㈱に入社、2008年に代表取締役に就任。文系の域を超えた機械系知識を駆使しながら、慎重かつ堅実な経営ポリシーと、『何事もやってみなければわからない』という行動重視の面との抜群のバランス感覚を身上とする。技術力と創造力の源となる人材育成に注力し、顧客の期待を上回る価値ある製品とサービスの提供を経営理念とする。学生時代から趣味は多彩で、スキーやウィンドサーフィン、車とバイクをこよなく愛する。
テクノロジー・イノベーション戦略室 担当課長
1991年 ダイキン工業入社。航空機関連製品の開発、空調機の圧縮機の表面処理開発等を担当後、生産技術課長として生産ラインの工程設計、設備設計、信頼性設計に従事。2016年から公益社団法人関西経済連合会へ2年間出向。科学技術イノベーション担当として、関西における産官学民連携エコシステム形成を促進。2018年4月より現職において、自社と大学や研究機関との産官学連携を推進。
大手化学メーカー、ヘルスケアメーカーを経て、現在DIC(株)で大手企業内での新事業立ち上げに奮闘中。ベースはポリマーサイエンス。大手化学メーカーで親水性樹脂、ウレタン樹脂の構造制御研究を経て、数々の機能性化学製品を開発。当時最年少で年間ベスト発明賞を受賞。ヘルスケアメーカーでは、基盤技術であった食品用カプセル技術を用いて、医薬、食品、産業用と幅広い新規事業を企画。特に高分子材料×微生物、食品材料×フェロモン等異分野の技術を組み合わせたソリューション創出。新事業を立ち上げながら既存事業の事業運営にも携わる。
兼 技術収益化・知財戦略課長
2000年入社。鉄道の駅機械設備の開発/保守の技術者として、大阪駅の大規模改良工事等を担当後、自社のホームの安全性向上の施策を主導、国土交通省の新型ホーム柵導入に向けたWGに参画し、鉄道業界のホームドア整備を促進。2014年から現職のイノベーション本部の前身となる技術企画部で自社の新規技術企画を横断的にマネジメント、加えてうめきたプロジェクトを推進。2020年より現職においてオープンイノベーションによる鉄道業界内外の課題解決や新たな価値創造に取り組む。
チーフ戦略デザイナー
医療用医薬品メーカーを退職後、2008年10月にロート製薬㈱入社。品質部門で品質管理責任者・品質保証責任者を経たのち弊社工場の責任者として業務に従事。2020年から戦略デザイン本部に籍を移し、今後の戦略デザインと経営課題の解決に取り組んでおります。
1997年3月に慶應義塾大学経済学部卒業、4月に大和銀行(現りそな銀行)入行。大阪本社で西日本エリアの法人部門の企画推進、従業員組合専従、大阪市内と大阪府下の営業店で法人営業を担当。2017年7月から枚方・寝屋川エリアで法人部長、2019年4月から泉大津支店で支店長を歴任。2021年10月から関西みらい銀行法人業務部地域戦略室長に就任し、現在に至る。
1996年株式会社泉州銀行(現:池田泉州銀行)入行、支店・本部にて法人関連業務に従事。株式会社企業再生支援機構(現:地域経済活性化支援機構)への業務出向、M&Aアドバイザリー室長、東大阪中央支店長等を経て、2019年よりCS本部イノベーション推進グループ参事役、2021年4月より現職。
ファイナリスト
気象要因、宇宙環境要因、大気汚染物質の変化に関わる環境ビッグデータを独自のアルゴリズムで解析することにより、人や動物の心身の変化を予測し、日常生活または仕事上の困難や不便の克服を助ける。
空気中のCO2から糖(食料)を化学合成するための電気化学的・触媒化学的な技術の開発とその事業化を行う。農業に依存しない全く新しい食料生産ルートの実現により、食料・エネルギー問題など21世紀の世界課題解決に挑む。
ドローン業界にとって、パイロットにとっての過酷な現場や、掛け持ちが難しい環境が、サービス単価が高止まりさせる原因になっている。この問題の解決のため、電話回線という既存のインフラを使用した、ソフトウェアのみによるドローンの遠隔操縦技術を提案する。
持続可能な社会の構築に向けて、毎年700万トン廃棄されている硫黄から「安い・安全・エコ」な方法でポリマー材料を作製する技術を開発した。原油より作製するプラスチックの代替材料としてだけでなく、これまでに無い機能をもつ硫黄ポリマーを用いて、新たな価値創出を目指す。
農業装置で作った野菜の壁を演出し、未来の食を支える植物工場を訪問者に体感できる空間をつくる。また、野菜の生長に必要なLEDライトと野菜のグリーンが鮮やかな壁インテリアを楽しんでもらうだけでなく、野菜流通も行う。室内のデッドスペースに『誰でもどこでも農業』を体感できる空間を創出する。
睡眠中の心拍数・呼吸数・体動などの情報から運動能力と認知能力を推定し、さらに運動やストレッチ、注意点などの改善策を提案することが可能なAI「SAAシステム」を開発した。120万通り以上の健康増進プログラムを個別に提案、効果判定することができる。
容器の回転を用いた新・ミキシング技術を提案する。この技術の最大の特徴は、かき混ぜ棒(攪拌翼)その他のパーツを一切使わない点である。したがって、従来技術に比べ、抜群にエネルギー効率もよく、洗浄性にも優れており、地球にやさしい。
エネルギー・マテリアル生産の原料として使われる樹幹バイオマスの生産量を飛躍的に上げるために、DNA倍加の誘発により樹木を簡便かつ効率的に4倍体化する技術を開発する。
現在、電子部品等において製品の微細化・大面積化が進んでいる。しかし、検査技術が追いついておらず、短い時間で、細かく、大きな範囲を検査したいニーズがある。弊学のホログラフィの技術を用い、それを実現する製品を開発、ベンチャー企業として製造・販売を行う。
ライトニングトーク
チーム名 | 登壇者名 | 演題/テーマ名 |
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蜜林堂 | 上林 洋平 | ハリナシバチ産業の可能性を最大化する枠組作り |
RSM | 福山 啓太 | スマートフォンによる呼吸音モニタリング |