― 2021年 ―

2021年度エントリー
は締め切りました

お知らせ
趣旨と目的

科学技術や情熱をもって大阪から世界を変えようとするチームを発掘・育成することを目的に「第3回大阪テックプラングランプリ」を開催します。
「大阪テックプランター」は、関西圏の技術シーズ(ベンチャー)を発掘・育成することにとどまらず、アジア圏のスタートアップも国際空港を有する大阪に呼び込み、2024年のうめきた2期地区の先行まちびらき、そして2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、大阪をヘルスケアやものづくりの国際ハブにすることを目指します。

対象

リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。

募集期間

2021年7月1日(木)〜2021年9月17日(金)24日(金)
※延長しました

応募方法

こちらからリバネスID(https://id.lne.st/)にアクセスし、エントリーフォームへの入力を行なって応募してください。

審査基準

株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性
2. 実現可能性
3. 世界を変えそうか
4. パッション

表彰

最優秀賞…1件

企業賞 …数件を予定

主催
株式会社リバネス
地域開発パートナー
ダイキン工業株式会社
株式会社ダスキン
西日本旅客鉄道株式会社
株式会社パイオニア・コーポレーション
フクシマガリレイ株式会社
ヤンマーホールディングス株式会社
ロート製薬株式会社
株式会社関西みらい銀行
株式会社池田泉州銀行
特別後援
うめきた2期みどりとイノベーションの融合拠点形成推進協議会
後援
大阪府
所在地・面談場所

株式会社リバネス 大阪本社
〒552-0007 大阪市港区弁天1-2-30 オークプリオタワー403
(担当:岸本・磯貝)
電話:050-1743-9799 FAX:050-3737-5299

※面談は、オンライン(Zoom、Google Meet、Teams、Skype、whereby 等)でも行なう予定です。

応募からの流れ

7月1日(木)エントリー開始

こちらからリバネスID(https://id.lne.st/)にアクセスし、エントリーフォームへの入力を行なって応募してください。エントリーについてご質問等ある場合、個別にご相談の機会(お電話、オンラインミーティング等)を設けることも可能です。お気軽にお問い合わせください。
また、エントリーチーム(申込み先着順にて受付け、定員に達し次第〆切)に向けた説明会も行ないます。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は、審査には関係しません。

8月28日(土)キックオフイベント

リバネスおよびパートナー企業、エントリーチーム(申込み先着順にて受付け、定員に達し次第〆切)等が集まり、交流を行ないます。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は、審査には関係しません。

9月24日(金)エントリー締め切り(延長しました)

エントリー締め切り日までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、希望者には応募内容に対するフィードバックを行ないます。

10月15日(金)ファイナリスト決定

書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談も設定可能です。

11月13日(土)第3回大阪テックプラングランプリ

株式会社リバネスおよびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行ないます。最終選考会は、出場者およびパートナー企業によるクローズドでの開催となります。審査終了後、表彰式を行ないます。

グランプリ概要

グランプリ名 第3回大阪テックプラングランプリ
場 所 ダイキン工業株式会社 テクノロジー・イノベーションセンター(大阪府摂津市西一津屋 1番1号(淀川製作所内))
開催日時 2021年11月13日(土)13:00-18:30
参加対象 クローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、パートナー企業、地元企業や大学の方々)

当日のタイムライン(予定)

12:30-13:00 開場
13:00-13:25 主催者挨拶
13:25-13:45 基調講演
13:45-14:30 最終選考プレゼン(Presenter①〜③)
14:30-14:40 休憩
14:40-15:25 最終選考プレゼン(Presenter④〜⑥)
15:25-15:35 休憩
15:35-16:20 最終選考プレゼン(Presenter⑦〜⑨)
16:20-17:20 審査タイム/会場投票・ライトニングトーク/ポスターセッション
17:20-18:20 表彰式・閉会式

審査員

株式会社リバネス
代表取締役グループCEO
丸 幸弘

東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻博士課程修了、博士(農学)。大学院在学中に理工系学生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出す「知識製造業」を営み、世界の知を集めるインフラ「知識プラットフォーム」を通じて、200以上のプロジェクトを進行させる。ユーグレナなど多数のベンチャー企業の立ち上げにも携わるイノベーター。

ダイキン工業株式会社
テクノロジー・イノベーションセンター
テクノロジー・イノベーション戦略室 担当課長
武田 信明

1991年 ダイキン工業入社。航空機関連製品の開発、空調機の圧縮機の表面処理開発等を担当後、生産技術課長として生産ラインの工程設計、設備設計、信頼性設計に従事。2016年から公益社団法人関西経済連合会へ2年間出向。科学技術イノベーション担当として、関西における産官学民連携エコシステム形成を促進。2018年4月より現職において、自社と大学や研究機関との産官学連携を推進。

株式会社ダスキン
訪販グループ 戦略本部 開発研究所 所長
永目 知広

1987年入社、ダスキンの基幹事業である愛の店事業本部の直営店に配属。21計画市場構築部の新規出店等を経験し、1993年に同本部の商品開発部に異動。トイレタリーを中心とした清掃・衛生関連の商品開発に携わる。その後、FC加盟店運営を担当する地域本部を経て、2020年より開発研究所を担当。

西日本旅客鉄道株式会社
鉄道本部 イノベーション本部 担当部長
田淵 剛

1995年、西日本旅客鉄道株式会社へ入社。線路保守の現場経験や鉄道総合研究所への出向、近畿統括本部施設部門、本社保線部門を経てイノベーション本部へ。現在のイノベーション本部の前身となる技術企画部を立上げ、自社の技術を横断的にマネジメントする組織体制を推進。オープンイノベーションの実践や鉄道アセットを活用した新たな価値の創造に取り組むとともに、鉄道運営課題に対するAI・データを活用したメンテナンスのCBM化やDXによる鉄道オペレーションの変革を目指す。

株式会社パイオニア・コーポレーション
代表取締役 社長
久保 友志郎

大学卒業後、建材メーカーに就職。4年間プロの総合格闘家として過ごす傍ら、建材の現場施工の合理性を追求し、1988年に(株)パイオニア・コーポレションを設立。住宅用内装建具を鋼製化し工場生産を実現させ、工場での量産化に成功し現在の礎を築く。2006年に中国にて太陽電池の部材メーカーALCOMEを設立、参画。2008年に上海市場で社名をAKCOMEに変更、上場を果たす。2010年、太陽電池の部材メーカーであるソーラーテックを設立。最近は、ファンドを通じ、ドローンをはじめとした新技術の創出をサポートしている。

フクシマガリレイ株式会社
専務取締役
福島 豪

1977年大阪府出身。大阪教育大学大学院教育学研究科(修士課程)卒業後、某電機メーカーを経て、2005年福島工業(現フクシマガリレイ)入社。営業部門に従事し、2013年常務取締役、2014年専務取締役に就任。営業本部長として営業部門を統括する。AI技術を使って流通産業の構造改革を進めるリテールAIプラットフォームプロジェクト「リアイル」に参画し、AIショーケースの社会実装化を推進。また、2050年を見据えたガリレイグループのサスティナブルビジョン「Dramatic Future 2050」を策定し、温室効果ガス排出量実質ゼロに挑戦。

ヤンマーホールディングス株式会社
取締役チーフストラテジーオフィサー
長田 志織

慶応義塾大学法学部卒。デロイトトーマツコンサルティングを経て、ユニゾンキャピタル傘下の東ハトにて経営企画の責任者を務め、EXIT後にユニゾンへ移籍し、アデランスへのホワイトナイト提案などに従事。2009年の産業革新機構の立ち上げに参加し、小形風力発電・バイオ創薬等への成長投資や大企業からの事業カーブアウト・新規事業会社設立等を実行。2014年にヤンマーグループへ参画し、マリン事業の責任者を経て現職。戦略・新規事業・M&Aに強いプロ経営者。

ロート製薬株式会社
DX戦略デザイン本部 Chief Strategic Designer
小杉 明子

神戸大学農学部生物機能化学科卒業後、1997年にロート製薬に入社。製品開発部門で外用剤開発業務に従事した後、学術部門、マーケティング部門を経験し、2020年より現職のDX戦略デザイン本部に所属。DXの基盤作りから、それを活用できる人材の育成、社内への普及・浸透を担い、経営視点でロート製薬の未来を描く。デジタルテクノロジーを活用して、お客様にいかに新しい価値を提供できるか、を目指して奮闘中。

株式会社関西みらい銀行
法人業務部 地域戦略室長
堀江 明弘

1997年3月に慶應義塾大学経済学部卒業、4月に大和銀行(現りそな銀行)入行。大阪本社で西日本エリアの法人部門の企画推進、従業員組合専従、大阪市内と大阪府下の営業店で法人営業を担当。2017年7月から枚方・寝屋川エリアで法人部長、2019年4月から泉大津支店で支店長を歴任。2021年10月から関西みらい銀行法人業務部地域戦略室長に就任し、現在に至る。

株式会社池田泉州銀行
地域共創イノベーション部 部長
衛藤 章司

1996年株式会社泉州銀行(現:池田泉州銀行)入行、支店・本部にて法人関連業務に従事。株式会社企業再生支援機構(現:地域経済活性化支援機構)への業務出向、M&Aアドバイザリー室長、東大阪中央支店長等を経て、2019年よりCS本部イノベーション推進グループ参事役、2021年4月より現職。

ファイナリスト

株式会社EX-Fusion
【発表者】松尾 一輝
レーザー核融合商用炉の実現

レーザー核融合はレーザーによって燃料となるターゲットを圧縮、加熱し核融合反応を引き起こすことでエネルギー生み出す手法である。すでに日本に存在する世界一の要素技術を積極的にレーザー核融合商用炉実現のために活用することで、レーザー核融合商用炉に必要な技術を早期に特許化し、商用炉の技術的実証を目指す。

Cranebio株式会社
【発表者】齋藤 敬太
「どこでも検査」を可能にするDNAオリガミ

PCR検査の全世界での市場規模は1兆円に達する巨大市場であるが、増幅、検出メカニズム上の問題から測定装置が不可欠である。本テーマでは、装置不要の測定系の構築を行い、ECサイトで購入可能、「体調不良になったら家で自分で検査を行う」世界の実現を目指す。

リジェネフォーティー株式会社
【発表者】中西 徹
再生医療技術を用いた新しい若返り化粧品・美容素材の開発

申請者が新たに樹立したハイパー幹細胞NEcSTは、効率よく増殖し神経に分化する他に類を見ない優れたデザイナー幹細胞である。この細胞の培養上清には、多くの若返り因子が含まれており、この上清を含有した化粧品、美容素材、さらに再生誘導製品を開発する。

GoGreenGroup株式会社
【発表者】山下 崇
使用済み使い捨てカイロをリサイクルして水質浄化剤を作り、地球の水圏環境を元の姿に戻したい!

使用済み使い捨てカイロを回収して、中身を加工して水質浄化剤を作り、人が汚してしまった水圏環境を改善する。それをビジネスに落とし込んで持続可能な取り組みにする。

株式会社リニアリティー
【発表者】マルコン シャンドル
リニアモーター新モビリティ

リニアモータ駆動システムを商品化し、エレベータやビル内・ビル間モビリティの改革を引き起こす。リニアモータ駆動だと自走式となるため、従来のロープ駆動のシステムで実現できなかったこと、例えば曲線軌道走行や複数のケージの自由走行が可能となり、建築・都市計画を異変させる。都会における「ラストマイル」へのソリューションを提供する。

株式会社Sydecas
【発表者】寄玉 昌宏
「持続可能なごちそう」をデザインするNinjaFoods

蒟蒻芋由来素材NinjaPasteをコアとしたフードテック事業である。日常食としては、商品価値が低いオカラをNPで結着・成形し、食べごたえと食物繊維の摂取を両立する「おやつ」を開発。また血糖値を気にされる方への進物として、「ハレの日に贈りたくなるごちそうギフト」を作っている。

DIATOM-inn
【発表者】松井 啓晃 / 関西学院大学
海洋性ケイ藻を用いた水質バイオレポートシステムの開発

水中の栄養素やミネラルの量を藻類の一種である海洋性ケイ藻を用いて測定するシステムを構築する。リンや微量金属などが不足すると活性化する遺伝子と蛍光タンパク質を融合することで、数千万円以上する分析機器を必要とせず、水中の栄養分の量が判別可能なケイ藻バイオレポーターを開発する。

US REDOX
【発表者】市川 寛 / 同志社大学
超音波照射による老化関連疾患予防法の開発

生体の抗酸化能を高く維持することは、多くの疾患の予防に繋がることは周知の事実である。本テーマは、超音波照射により生体内で産生されるごくわずかな活性酸素を利用して、酸化ストレスに打ち勝つ能力を獲得し、サルコペニアや認知症などの老化関連疾患予防法を開発することにある。

ミミズドクターズ
【発表者】東條 元昭 / 大阪府立大学
植物病害抑制効果を示すタケ由来ミミズ堆肥の作出と有機農業用資材としての利用

西日本を中心に全国で奈良県ほどの面積が放置竹林で覆われている。この未利用竹材をミミズを使って4か月で完熟堆肥化する技術を確立した。さらにこの堆肥が植物病害抑制効果を有することをその機作とともに明らかにした。この技術で放置竹林問題と有機農業用資材不足の二つの課題を同時に解決する。

ライトニングトーク

チーム名 発表者氏名 テーマ名
HiLung株式会社 山本 佑樹 幹細胞技術で創るヒト肺モデルが呼吸を護る
株式会社Air Business Club 大堀 富生 配送ルートのフレキシブルAI設計と荷台アドレス管理による積み替え&混載物流システムの開発
株式会社アイニューム 藤田 美菜 化学分析で好みのビールの味にたどり着く!