お知らせ
グランプリ当日の様子については、ぜひ以下のムービーをご覧ください 。
趣旨と目的
KUMAMOTO TECH PLANTER(熊本テックプランター)は、熊本県・株式会社肥後銀行・国立大学法人熊本大学・一般社団法人熊本県工業連合会・株式会社リバネスの5者が組織する「熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム」によって運営しています。地域の自然環境や技術、農林水産品、文化などの地域資源を、科学技術に基づいて最大限に活用した自然共生型産業などの創出に向けて、次世代技術と情熱をもって熊本から世界を変えようとするチームを発掘・育成することを目的とし、「第7回熊本テックプラングランプリ」を開催します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方。
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2022年3月1日(火)〜2022年5月27日(金)
応募方法
ウェブサイト(https://id.lne.st/pre_regist?s=tp)にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
審査基準
熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム構成機関
2022年 地域開発パートナー企業
2022年 協力企業
2022年 メディアパートナー
問い合わせ
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階
株式会社リバネス 地域開発事業部 (担当 福田・西村)
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
Mail:[email protected]
※面談は熊本県内での直接訪問の他、オンライン(Zoom、Google Meet、Skype、whereby 等)でも行う予定です。
もし少しでもご興味ある方は、お気軽にご連絡ください。
応募からの流れ
3月1日(木)エントリー開始
ウェブサイト( https://id.lne.st/pre_regist?s=tp )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを教える説明会を大学単位、個別に開催しています。お気軽にお問い合わせください。
4月中旬〜5月下旬 説明会・キックオフイベント
エントリーを検討するチームに向けた説明会や、熊本テックプランターのキックオフイベントを行います。事業相談および連携先開拓に向けた議論ができるほか、キックオフイベントではショートピッチを通して熊本テックプランターに参加するイメージを湧かせることが可能です。
説明会及びキックオフは、下記日程で実施する予定です。
4月 8日(金)17:00-18:00 @オンライン
4月19日(火)18:00-20:30 @熊本市内
5月13日(金)17:00-18:00 @オンライン
→申し込みはこちらから
なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。
5月27日(金)〜 6月下旬 書類審査
5月27日(金)までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、希望者には応募内容に対するフィードバックを行います。
6月下旬 ファイナリスト決定
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
7月16日(土)第7回熊本テックプラングランプリ 最終選考会
熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムおよびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業に加えて、地元企業や大学の方々も参加します。審査終了後、表彰式を行います。
グランプリ概要
グランプリ名 | 第7回熊本テックプラングランプリ |
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場 所 | 肥後銀行本店ビル2階大会議室 (熊本市中央区練兵町 1 番地) |
開催日時 | 2022年7月16日(土)13:00-16:40 |
参加対象 | セミクローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムおよびパートナー企業、地元企業や大学の方々) |
当日のタイムライン(予定)
13:00-13:05 主催者挨拶
13:05-13:10 趣旨説明
13:10-13:20 審査員紹介
13:20-14:08 最終選考プレゼン(第1部)4チーム(12分間×4チーム)
14:08-14:20 休憩
14:20-15:20 最終選考プレゼン(第2部)5チーム(12分間×5チーム)
15:20-16:05 審査/特別講演
16:05-16:32 表彰式
16:32-16:35 総評(審査員長)
16:35-16:40 閉会
審査員
東京薬科大学大学院薬学研究科博士課程修了、博士(薬学)、薬剤師。2002年、大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。博士過程を修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教、慶應義塾大学特任准教授を経て、2018 年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等に携わる。多くのベンチャー企業の立ち上げにも携わり顧問を務める。
熊本大学法学部卒業後、1987年に熊本県庁へ入庁。商工観光労働部産業支援課長、商工観光労働部新産業振興局長、商工労働部総括審議員兼政策審議監などを経て、2021年9月より現職。
1993年 株式会社肥後銀行入行。2015年より法人営業部法人営業推進グループ長、肥銀キャピタル株式会社 代表取締役社長、秘書室長を歴任し、2021年4月コンサルティング営業部長、2022年4月法人コンサルティング部長に就任。現在に至る。
1992年に通商産業省工業技術院資源環境技術総合研究所入所後、内閣府参事官補佐、経済産業省調査官、資源エネルギー庁調査官を歴任。2006年に産業技術総合研究所の主任研究員となり、岐阜県庁への出向を経てものづくり基盤技術支援室長、地域連携室長、産学官連携推進部部長、中部センター所長代理を歴任。2018年に熊本大学に着任後、産学連携担当副学長、熊本創生推進機構副機構長となり、現在に至る。
1982年熊本大学工学部卒業後、熊本県民テレビに入社し、主に報道に携わる。2008年に金剛株式会社に入社。開発本部長兼管理本部長、副社長を経て、2009年より同社代表取締役社長に就任。2021年5月に一般社団法人熊本県工業連合会代表理事会長に就任。
AIやインターネットを核とした情報系や、ERPを中心とした基幹系のビジネスの立ち上げ&責任者を務める。常に最先端の技術を追い、経営に対する提言を実施。現在はエバンジェリストとして、Digital TransformationをビジネスとITの両面から追求し、企業や自治体の変革&成長を促す活動を行っている。中小企業診断士としても活動する傍ら、大学講師、様々な自治体のDX委員などを兼務。幅広い人脈を生かして、業界を横断した様々なコミュニティを主催中。
群馬県高崎市出身。2006年東京理科大学大学院薬学研究科修士課程修了、薬剤師。化粧品メーカーでの研究職を経て、2011年大正製薬株式会社に入社。研究開発部門にて、一般用医薬品や化粧品の研究開発、皮膚老化やミトコンドリアに関する基礎研究に従事。2022年4月より現職。ヘルスケアに関する課題を解決するための新規事業を立ち上げることが目標。
慶應義塾大学経済学部を卒業。SMBC日興証券に入社し、米シティバンクとの合弁事業を経験。プライベートエクイティファンドの組成およびプレースメントに携わった後、ホールセールビジネス全般の企画推進業務に従事。2014年、リアルテックファンド設立メンバーとして参画。投資先ベンチャー企業に対して、幅広い業種知見を活かした事業育成支援を行う。
最終選考会ファイナリスト
エコーは非侵襲で体の中を見ることができる有益なツールだが、値段は高く、使い方・読影の仕方のトレーニングを受ける必要があるとされている。我々はそんなエコーを誰もが手にすることができ、自由に使えるようになる世界を目指す。
- 優秀賞
- Taisho FRC賞
マルチコプターに主翼を付加して、マルチコプターとして垂直離着陸が可能で、かつ空中で滑らかに飛行遷移し固定翼機として長距離・長時間飛行が可能な機体の研究開発を行っている。これまで,開閉可能なカイトや角度可変の主翼を付加した機体を製作している。
空宙技研/熊本大学で培ってきた衝撃試験技術を基幹とし,近年増加している小型衛星,コンポーネントサイズの試験や海外打ち上げ試験要求に対応が可能な試験技術を開発,実証データの蓄積を実施することで,地域産業に利する事業を展開し,熊本での宇宙産業の誕生への寄与を目指す。
両連続相マイクロエマルションをハイドロゲル化することで薄膜/電極一体型の電解質溶液フリーな電気化学分析をコア技術として、抗酸化物質の簡便な”その場”での電気化学分析の普及を実現する。
- リアルテックファンド賞
現在畜産現場で廃棄されているプラセンタ(胎盤)を利用した 家畜・ペット用サプリメントの開発販売を行う。まずは顧客として畜産農家を対象とし、その後ペットへと販路を拡大していく。
- SCSK賞
分裂酵母ジャポニカスは、酒類醸造に用いられている出芽酵母とは全く別属で遺伝学的に大きく異なるが、培養すると吟醸香を発する。風味豊かな焼酎/日本酒の醸造に適した「世界初」の分裂酵母ジャポニカス Kumadai株を育種し、新たな香味を産み出す「熊大酵母」として製品化し全国に展開する。
- 最優秀賞
木材からセルロースを取り出す際に現状では水酸化ナトリウムを使用するが、廃液が産業廃棄物であり、取り扱う方の健康被害が懸念される。当社では水酸化ナトリウムを使用しないで取り出す方法の確立を目指す。
- 優秀賞
膵臓がんは、抗がん剤の奏効率が他の癌腫と比べて極めて低い。その原因に、膵臓や膵臓がん周辺の血流量の低さからくる薬物移行性の低さがある。一酸化窒素は、血管拡張作用に加えて、がん細胞に対する殺細胞作用を有することが知られている。そこで、血中タンパク質であり、腫瘍に集積する性質をもつアルブミンに結合性を有する薬物のニトロ化を行い、アルブミン結合性のニトロ化合物抗がん剤の開発を目指す。
わが国の急速な高齢化は、高齢者の疾病リスクを高め、財政を圧迫している。健康寿命の延長には、誰もが手軽にできる健康法が必要である。我々は動物実験により、継続的な運動が老化した脳・神経を若返らせ、失われた機能が回復することを見出した。解析を進めることで、健康長寿社会の実現に貢献する。