お知らせ
趣旨と目的
本プログラムは、研究成果や技術を基に、石川県内から新産業を創出するための支援プログラムです。
情熱をもって石川県から科学技術で世界を変えようとするチームを発掘・育成することを目的に「石川テックプランター」を開催します。高等教育機関の全国トップクラスの集積を誇り、ものづくり産業においてニッチトップ企業が集積する石川県において、各支援機関が連携することにより、それぞれの強みを活かした支援を実施します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加も可。法人に設立前も可。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2023年7月24日(月)〜2023年10月13日(金)→10月20日(金)【延長しました】
応募方法
ウェブサイト(https://id.lne.st/pre_regist?s=tp)にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入によりご応募ください。
審査基準
株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
主催
企画運営
パートナー企業・協力
所在地・面談場所
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル6階
株式会社リバネス 東京本社
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
Mail:[email protected]
担当:地域開発事業部 西村、中嶋
※面談は石川県内での直接訪問の他、オンライン(Meet、Zoom、Teams 等)でも行う予定です。
応募からの流れ
エントリー開始
ウェブサイト( https://id.lne.st/pre_regist?s=tp )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを伝える説明会等を大学単位、個別に開催することも予定しています。お気軽にお問い合わせください。
10月20日(金) エントリー締め切り
提出いただいた内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、応募内容に対するフィードバックを行います。
ファイナリスト決定
書類審査を通過したチームに対し、石川テックプラングランプリに向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
12月2日(土)第1回石川テックプラングランプリ
パートナー企業等からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。グランプリはセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業に加えて、地元企業や大学の方々も参加します。
グランプリ概要
グランプリ名 | 第1回石川テックプラングランプリ |
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場 所 | 石川県地場産業センター新館コンベンションホール (〒920-8203 石川県金沢市鞍月2丁目20番地) |
開催日 | 2023年12月2日(土) |
参加対象 | ファイナリスト、パートナー企業、アカデミアの研究者、大学生・大学院生、中高生など ※セミクローズド(事前登録制にて開催) ※ファイナリスト:9チーム程度(エントリーから選抜) |
当日のプログラム(予定)
12:30-13:00 開場
13:00-13:25 主催者・パートナー挨拶
13:25-13:45 基調講演
13:45-14:30 ファイナリストプレゼン①〜③
14:30-14:40 休憩
14:40-15:25 ファイナリストプレゼン④〜⑥
15:25-15:35 休憩
15:35-16:20 ファイナリストプレゼン⑦〜⑨
16:20-17:20 ポスターセッション
17:20-18:30 表彰式/閉会式
18:30-19:00 情報交換会
審査員
東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了、博士(生命科学)。リバネスの設立メンバー。リバネスの研究所を立ち上げ、研究支援・研究開発事業の基盤を構築した。これまでに「リバネス研究費」や未活用研究アイデアのプラットフォーム「L-RAD」など、独自のビジネスモデルを考案し、産業界・アカデミア・教育界を巻き込んだ事業を数多く主導している。2010年より代表取締役社長COO。
入社時は、海外勤務を経験し、そこで国際感覚を磨き、帰国後ソフトウエア開発、法人営業、企画開発責任者等、様々な経験を積み重ね、その後新規事業開発を中心に、新たな顧客との関係性構築や次世代でのビジネス構築を、産業界、アカデミック等と連携し、プロジェクトを数々と立ち上げてきた。現在は、事業開発室 執行役員に就く。
入社以降、繊維素材の開発、生産監理業務に従事。2008年技術開発本部に戻り、新規事業開発と環境を担当。以降、産業廃棄物を有効活用した発泡セラミックスの開発、熱可塑性炭素繊維複合材料の開発に携わり、建築・土木材料、農業資材、園芸資材分野へ事業を拡大。国土強靭化、農業振興、里山保全など地域社会の困りごとの解決を事業化すべく日々奮闘中。
1988年株式会社PFU入社。最初にスキャナー開発に従事した経験を軸に、2014年スキャナー海外営業統括部長に着任。その後、FUJITSU ASIA PTE LTDに駐在し、シンガポールをベースに東南アジア各国でスキャナー拡販に携わる。この国内外での営業経験と開発経験が大きな財産となり、2016年日本への帰任後から経営に携わり、現在は取締役執行役員常務 CTO/事業開発本部長を務める。
1980年、日本ユニバック(現・BIPROGY)入社。2002年に執行役員に就任、2005年から3年間CIO(Chief Information Officer)を務めた後、事業部門責任者として最前線の営業・SEの指揮を執る。2011年に代表取締役専務執行役員に就任。2012年よりCMO(Chief Marketing Officer)としてマーケティング機能の強化を図る。2016年4月、代表取締役社長CEO(Chief Executive Officer)・CHO(Chief Health Officer)に就任。
2015年、フォーカスシステムズ株式会社に入社。金融業界向けデータ暗号化などの情報セキュリティ製品、静止画・動画のデジタルデータの著作権保護などのコンテンツセキュリティ製品の普及を推進。また、製造業や医療業界向けのサービス推進にも携わる。
現在は、スタートアップやアカデミアとの連携推進に関わる取り組みに並行して邁進している。
1973年石川県生まれ。1997年北國銀行入行。支店勤務を経て、国際部門および市場部門にて為替ディーラーや有価証券運用を15年間担当。2021年総合企画部企画グループ長として、北國フィナンシャルホールディングスの設立や投資助言子会社FDアドバイザリーおよび投資専門子会社QRインベストメントの設立に携わり、現在に至る。日本証券アナリスト協会検定会員。ビジネスブレークスルー大学院経営管理修士修了(MBA)。
2002年みずほ銀行入行。中堅中小から大企業まで現場を中心に、法人業務を歴任。2016年東京中央支店にて、企業オーナーや超富裕層を集約した課を統括、当時担当したシリアルアントレプレナーが私財を投じてディープテックを支援、社会的意義の大きさに感銘を受ける。2019年渋谷法人部(当時渋谷支店渋谷第一部)スタートアップラインの副部長として、1,000社近いスタートアップ取引を統括。2022年現部署アクセラレーションチームの次長として、スタートアップ営業推進企画、VCへの出資業務、オープンイノベーション推進、M’s Salon企画運営等の統括を担う。
取締役 CFO/CCO
代表取締役社長
三谷産業グループにおける財務、経営企画、広報、新規事業開発およびベンチャー投資の5つの領域を担当。2019年には、橋梁やトンネルなどの交通インフラの老朽化という社会課題を解決すべく、独自技術を活用した補修・補強材料の開発を行うベンチャー子会社を設立。2022年には、株式会社QRインベストメントとともに、共同GP型のベンチャーファンドである「北陸地域ベンチャーファンド」を組成し、北陸地域の経済活性化に貢献するベンチャーへの投資を継続中。
基調講演
シンクランド株式会社 代表取締役&CEO
宮地 邦男
金沢大学理学部化学科1986年卒。元々研究員で大手セメント企業入社後、セラミックスの射出成型やバイオセラミックスのMR活動も経験。その後光通信系の子会社へ出向、販売・市場開拓を行い、2001年創業のベンチャー企業で代表取締役就任。2014年シンクランドを創業、2016年に痛くない注射針開発をスタート。現在は医療応用へ展開を見据えながら、化粧品応用で上市。2018年スタートアップビジネスプランコンテスト石川で最優秀起業家賞受賞。
最終選考会ファイナリスト
3Dプリンタで力センサを印刷する技術を開発し,力センサ製造の完全自動化技術を創出する.3D印刷との相乗効果によりこれまでにない革新的力センサの実現を目指す.
- リアルテックファンド賞
楕円型のチャンバを活用して、マイクロ波を効率的に集中させるマイクロ波加熱装置を開発する。反射波によるロスがほとんどなく、様々な被加熱物に対応可能な本技術で、あらゆる加熱の課題解決を目指す。
- 最優秀賞
- みずほ銀行賞
魚類のウロコ(骨モデル)を用いたアッセイ技術を独自に開発した。能登海洋深層水でヒラメを高密度で飼育するとストレスが低減することが認められているが、そのメカニズムを本技術により解明できた。
- マテーレ賞
過疎化で不自由な暮らしを改善するために、開発中の物資輸送用ドローンでドローンインフラを構築する。ドローンは垂直離着陸と長距離飛行が実現でき、顧客は生活必需品の受け取りだけでなく、発送やごみ収集にも利用できる。
近年、細胞の三次元構造体をビルディングブロックとした再生組織の創出が盛んに研究されている。我々は細胞の凍結保護剤の開発を進めており、そのノウハウを利用した細胞バンクを設立し、再生医療の産業化を目指す。
沿岸域の環境保全と生業としての漁業の共生は、持続可能な地域社会構築の基盤である。陸と海を含む流域圏の栄養塩のキャパシティを評価し、沿岸域の栄養と生産性のバランスの取れた漁場環境の創出を目指す。
- BIPROGY賞
太陽電池は再生可能エネルギーとして注目されている一方、高価で設置の自由度が低く、有害物を含むことが普及の課題である。私達は上記欠点をすべて克服した太陽電池を開発し、持続可能な社会の実現に貢献する。
- PFU賞
- フォーカスシステムズ賞
高齢化に伴い患者数が激増している変形性膝関節症(Knee OA)の細胞治療の奏効率の向上を目指し、治療に用いる細胞を体外で評価することで治療効果のバラツキを抑えるための革新的な検査システムを開発する。
- 三谷産業賞
エネルギーを使いたいところで創り、賢く使う地産地消型モデルの実現に向けて、直流制御を駆使した「直流マイクログリッド」の整備と、余剰エネルギーによる水素精製と供給を行う「分散型水素スポット」の整備する。
- アイ・オー・データ賞
- QRインベストメント賞