エントリー期間:
10月28日(金)まで
※締め切りました※
お知らせ
趣旨と目的
本プログラムは、研究成果や技術を基に、石川県内から新産業を創出するための支援プログラムです。
情熱をもって石川県から科学技術で世界を変えようとするチームを発掘・育成することを目的に「石川テックプラングランプリ」を開催します。高等教育機関の全国トップクラスの集積を誇り、ものづくり産業においてニッチトップ企業が集積する石川県において、各支援機関が連携することにより、それぞれの強みを活かした支援を実施します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加も可。法人に設立前も可。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2022年9月20日(火)〜2022年10月2128日(金)
※締め切りました※
応募方法
ウェブサイト(https://id.lne.st/pre_regist?s=tp)にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入によりご応募ください。
審査基準
株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
主催
企画運営
パートナー企業
協力
所在地・面談場所
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル6階
株式会社リバネス 東京本社
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
Mail:[email protected]
担当:創業開発事業部 濱口真慈
※面談は石川県内での直接訪問の他、オンライン(Meet、Zoom、Teams 等)でも行う予定です。
グランプリ概要
グランプリ名 | 石川テックプラングランプリ |
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場 所 | 地場産業振興センター新館1F コンベンションホール (〒920-8203 石川県金沢市鞍月2丁目1) |
開催日 | 2022年12月3日(土) |
参加対象 | ファイナリスト、パートナー企業、アカデミアの研究者、大学生・大学院生、中高生など ※セミクローズド(事前登録制にて開催) ※ファイナリスト:10チーム程度(エントリーから選抜) |
当日のプログラム(予定)
13:00〜13:30 主催者挨拶/趣旨説明/審査委員紹介
13:30〜14:15 最終選考プレゼン
14:15〜14:25 休憩
14:25〜15:10 最終選考プレゼン
15:10〜15:20 休憩
15:20〜16:05 最終選考プレゼン
16:05〜17:05 ポスターセッション
17:05〜18:10 表彰式・記念撮影
18:10〜18:45 情報交換会
審査員
東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了、博士(生命科学)。リバネスの設立メンバー。リバネスの研究所を立ち上げ、研究支援・研究開発事業の基盤を構築した。これまでに「リバネス研究費」や未活用研究アイデアのプラットフォーム「L-RAD」など、独自のビジネスモデルを考案し、産業界・アカデミア・教育界を巻き込んだ事業を数多く主導している。2010年より代表取締役社長COO。
2000年入社。2001年にI-O DATA DEVICE USA, INC.にてEngineering & Procurement Managerを務め、2002年よりネットワークソリューション事業部 主任。2006年よリ営業本部へ。2011年、営業本部 システム営業部 部長に就任。2013年 執行役員 開発部 部長、2015年 執行役員 新規事業 推進部 部長を経て、2021年より現職。主に技術動向調査、企業間連携、海外展開、産学官連携等を通じた新規ビジネスの開発に携わる。
1989年金沢大学電気工学修士課程修了後、株式会社富山村田製作所入社。圧電セラミック技術を応用したHDD用、自動車用の加速度センサの開発に従事。2001年からセールスエンジニア、2005年から製造部の品質管理課を担当。2008年から商品開発部を担当し、2016年よりムラタフィンランドにてMEMS技術を使った自動車用慣性力センサの開発を統括。2018年より現職。これまで一貫して慣性力センサの事業に従事。
1974年 当社入社
1999年 取締役、プラント生産統轄本部技術本部長
2004年 常務取締役
2006年 専務取締役、プラント生産統轄本部長
2013年 再生医療システム本部 技術担当
2016年 再生医療システム本部 副本部長
2020年 副社長
2021年 再生医療本部長兼開発本部長
現在に至る
東京大学大学院農芸化学科修士課程修了。武田薬品工業株式会社では海外営業、BASFグループではドイツ本社・アジア地域本社・日本法人における事業戦略やマネジメントを経て、2022年から日本ガイシ株式会社に入社。
現在はマーケティングを主体としたNV推進本部(NV: New Value)にて本部長付として、自身の知識と経験を活かし新規事業創出活動に従事する。
1966年8月石川県かほく市生まれ。石川県立津幡高等学校卒業後20歳で起業。トラック1台でスタートした会社は現在12社で構成し、約3000名の従業員を抱える総合物流企業グループに成長。2020年12月には東京証券取引所市場第二部(現・スタンダード市場)への上場を果たす。趣味は釣り、読書。座右の銘は「知行合一」。
1990年株式会社PFUに入社。オフコン開発に従事した経験を軸に、エンベデッドコンピュータ、ドキュメントスキャナーなどのプロダクト事業に従事。2020年より製品開発、製造に関わる開発基盤を担当。また、北陸先端科学技術大学院大学 インダストリアルアドバイザーを務める。
1980年、日本ユニバック(現・BIPROGY)入社。2002年に執行役員に就任、2005年から3年間CIO(Chief Information Officer)を務めた後、事業部門責任者として最前線の営業・SEの指揮を執る。2011年に代表取締役専務執行役員に就任。2012年よりCMO(Chief Marketing Officer)としてマーケティング機能の強化を図る。2016年4月、代表取締役社長CEO(Chief Executive Officer)・CHO(Chief Health Officer)に就任。
1995年株式会社フォーカスシステムズに入社。システム開発SE、IT基盤のSEを経てマネージャーとして従事後、営業責任者に就任し主要なお客様との協業や事業計画の立案および提案を行いITサービス事業の推進をしている。現在、事業創造室の室長を兼務し、スタートアップ企業や大学の研究室と関係を構築し新たな事業を創造する活動に従事。直近では、VR/AIの研究開発を行う新会社の設立や名古屋工業大学と共同研究、ドローンを活用する事業の創造に従事。
2010年に三谷産業入社。経営企画、広報および事業開発の領域において、経営計画の立
案・編成、業績管理、広報(IR/PR)、資本政策・事業投資検討、新規事業開発や社内インキュベーションプログラム運営などに従事。19年に同社執行役員に、21年に同社取締役に就任。22年には同社のCVCとして株式会社Carbon Venturesを設立し、代表取締役社長に就任。株式会社QRインベストメントとともに「北陸地域ベンチャーファンド」を組成し、共同GPとして運営中。
最終選考会ファイナリスト
自然界で散見される「脈打つ流れ」(脈動流)は、複雑化した最終製品の熱対策や温度管理に必須の熱交換器の性能・効率を最大化する可能性を秘める。カーボンニュートラルへの貢献に、脈動型熱交換システムの最適設計と社会実装を行う。
滲出型加齢黄斑変性治療における硝子体注射で用いられている抗VEGF薬を内包する緑茶カテキン・ナノ粒子を開発している。ナノ粒子の点眼によって後眼部へ薬物を送達し、滲出型加齢黄斑変性を治療するナノ粒子点眼剤の実現が期待される。
2050年までの脱炭素社会の実現のため、化石資源の利用を最小限にし、バイオの力を活用した社会に移行する必要がある。本テーマでは微生物を改造することでバイオナイロンの原料を高生産することを目指す。
微粉末化による、物性の変化に伴う人体への吸収性を高めることにより、新たな機能を発現させる。現在は植物の粉末化原料を探究している。また高額な食品機能性原料を微細化し、体内の吸収を良くし、少量で同じ効果が得られれば食品製造メーカに取ってコストダウンとなり、イノベーションにつながる。
日本の管轄水域は、世界第6位と広大である。この海洋資源の利用に対し、自分の専門の微生物学の領域で貢献したいと考えた。長年研究してきた褐藻利用研究のノウハウを活かし、「油糧酵母」に褐藻を代謝する能力をインストールし、褐藻からの油脂生産を実現したい。将来的には、褐藻からの持続可能な航空燃料(SAF)の生産を目指す。「海藻→油脂」の流れをつくり、植物油脂生産に伴う問題を解決する。
生命現象を制御する細胞内の”相分離現象”の特性を解析できる蛍光プローブを開発する。近年、これまで未解決であった病態機序や生命現象に、”相分離”がかかわっていることが明らかになってきた。この現象を可視化できれば、病態の解明や評価方法にもつながる可能性がある。
フォトリレーの新たに発見した特性により、多値OR/AND、多数決論理で動作するリレー回路を1個のフォトリレーだけで構成できる。この特性を利用した新デバイス創出に興味ある研究者・事業者を募りたい。
ゼニゴケは、他の植物にはない有用成分をもっている。しかし、これまでは単なる雑草としてしか見られておらず、「食べる」という発想はなかった。そこで、食べられることを広く知ってもらい、食品としてあるいはサプリメントなどとして、広く利用するための開発を行う。さらに、ゼニゴケは水・酸素・空間・重力などの制限のある宇宙空間などの栽培に適しており、宇宙での食糧生産にも利用したい。
大気汚染、介護臭、畜産臭など、空気汚染に悩むひとが世界中にたくさんいる。空気清浄化にはフィルタ技術が有効である。そこで「世界をきれいにする」ことを目的に、既存機器に追加できるフィルタを提案する。