株式会社リバネスは、多様なアプローチによって地域活性化の手法を研究・実践してまいりました。現場の課題解決への手掛かりは、農林水産業や特産品の高付加価値化、そして海外展開支援など多岐にわたります。2016年には、震災からの創造的復興というビジョンを掲げる熊本県からのオファーを頂き、「熊本テックプランター」をスタートさせました。研究開発型ベンチャーを発掘・育成することをプランターになぞらえたテックプランターの要素を盛り込み、県内産業の活性化と、10年後の新たな中核産業の創出を目指す取り組みです。
その後、さまざまなご縁により、この取り組みは2021年度までに計16地域で実施するまでに拡大、名実ともに地域経済への貢献と新産業の創出ができるようになりました。
現在、リバネスの地域開発事業部では、地域に産官学金からなるエコシステムを構築することで地域を再興することに注力しています。具体的には、大学発ベンチャー等の創出を推進すること、ベンチャーや研究者等の知見により県内の各種課題の解消と産業化を促進すること、10年後の地域経済を牽引する次世代のアントレプレナーを育成することを組み合わせた取り組みを展開しています。