お知らせ
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の県内大学等高等教育機関など研究機関が有する技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたい、社会課題や産業上の課題を解決したいという想いを持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2021年4月1日(木)〜2021年6月18日(金)
審査基準
株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
主催
地域開発パートナー
協力
後援
所在地・面談場所
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階
株式会社リバネス 地域開発事業部
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
Mail:[email protected]
担当:秋永、尹(ゆん)
※面談は静岡県内での直接訪問の他、オンライン(Zoom、Google Meet、Skype、whereby 等)でも行う予定です。
もし少しでもご興味ある方は、お気軽にご連絡ください。
応募からの流れ
4月1日(水)エントリー開始
ウェブサイト( https://id.lne.st/pre_regist?s=tp )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。エントリーについてご質問等ある場合、個別にご相談の機会をもうけることも可能です。お気軽にお問い合わせください。
4月中旬〜5月下旬 説明会
株式会社リバネスが、エントリーチーム(エントリー先着順にて定員に達し次第〆切)に向けて、説明会を行います。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。
6月18日(金)〜 6月下旬 書類審査
6月18日までに 提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、希望者には応募内容に対するフィードバックを行います。
ファイナリスト決定
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
7月24日(土)第4回静岡テックプラングランプリ 最終選考会
静岡県内主要機関およびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業に加えて、地元企業や大学の方々も参加します。審査終了後、表彰式を行います。
グランプリ概要
グランプリ名 | 第4回静岡テックプラングランプリ |
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場 所 | Co-startup Space & Community「FUSE」 (浜松市中区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館 B1F) |
開催日時 | 2021年7月24日(土)13:00-19:00 |
参加対象 | ファイナリスト、パートナー企業、アカデミアの研究者、大学生・大学院生、中高生など ※セミクローズド(事前登録制にて開催) ※ファイナリスト:9チーム(エントリーから選抜) |
当日のタイムライン(予定)
13:00〜13:25 主催者挨拶/趣旨説明/審査委員紹介
13:25〜13:45 基調講演
13:45〜14:30 最終選考プレゼン(Presenter①〜③)
14:30〜14:40 休憩
14:40〜15:25 最終選考プレゼン(Presenter④〜⑥)
15:25〜15:35 休憩
15:35〜16:20 最終選考プレゼン(Presenter⑦〜⑨)
16:20〜17:20 ライトニングトーク・ポスターセッション
17:20〜18:20 審査結果発表および表彰式
18:30〜19:00 情報交換会
※プログラムは変更の可能性があります
審査員
東京薬科大学薬学部卒業、薬剤師。リバネスの設立から参画し、教育事業、出版事業、地域開発事業等を手掛ける。リバネス出版の設立、高校生向けサイエンス誌<someone>を立ち上げ、文部科学省共催サイエンスカフェプロジェクト統括などを行う。ライナ株式会社、株式会社グローカリンクなど関連会社の設立・運営にも携わる。静岡県出身。
総合技術本部技術開発部イノベーション推進室
担当課長
1999年東京大学大学院工学系研究科卒業、同年に東海旅客鉄道株式会社(JR東海)入社。鉄道運行部門の運行管理業務や、人材育成およびマネジメント業務に従事した後に、2017年より本社技術部門にて技術開発計画の策定や、新技術等の調査を担当。「イノベーション推進室」の設立準備にも携わり、2020年の発足とともに同室担当、現在に至る。
技術・研究本部 NV・技術戦略統括部 主査
1997年 三菱自動車工業株式会社に入社し新型車の商品企画・開発業務に従事。2005年 株式会社ニコンにて新規事業の企画・開発・実行業務や複数大学との産学連携業務に従事。ヒット商品企画・開発や世の中にとっての新規事業企画・開発の経験豊富。カーブアウト失敗や自身の会社設立等の経験有り。プライベートでは、息子達の海外スタートアップ会社やスポーツ科学研究に投資している。2021年4月よりヤマハ発動機株式会社に入社。
ソリューション部 部長
2003年藍澤證券入社。個人・法人営業、上場企業の企業買収や資金調達業務に従事。2回の出向で、中小企業の私募債発行による資金調達業務、ベンチャーキャピタル業務も経験。2011年よりソリューション部門の一員として相続・事業承継、資本政策、M&Aなどを扱いながら、大学や地域金融機関との包括提携も主導し、2019年より現職。現在、国立大学法人静岡大学イノベーション社会連携推進機構客員准教授も務める。
理事 ソリューション支援部 部長
1986年住友銀行(現三井住友銀行)入行。法人営業・個人営業・人材育成などの業務に携わった他、仙台支店など4カ店の支店長を歴任。2017年浜松信用金庫(現浜松いわた信用金庫)に転職後、経営企画部付部長・営業店統括部ソリューション開発センター長を歴任の後、2021年6月よりソリューション支援部長として新産業創造室を含む5部門を統括、法人営業・個人営業全般にわたる様々な分野の顧客課題解決に関する業務を手掛けている。
経営企画室 経営戦略・調査部 部長
1996年矢崎総業(株)入社。車載電装品のソフトウエア開発に従事したのち、技術ロードマップの策定、開発プロセスの構築・運用、グローバル展開を推進。2004年MITにてMOT(技術経営)理学修士を取得。2008年より6年間ドイツに駐在し、欧州カーメーカーに向けた新製品の企画、開発に従事。2016年より経営戦略・調査部長として、グループ中期計画の策定、社会・業界動向の調査分析、新領域事業拡大に向けたイノベーションを推進。静岡県出身。
研究開発統括部 研究開発企画部 戦略企画グループ リーダー
1992年エンジニアとしてヤマハ株式会社へ入社し、音源IC開発、DSPプログラミングを担当。その後、次世代音源開発や新規商材企画を進めながら新規事業に興味を持つ。2002年から一貫して新規事業に携わり続け、ユニファイドコミュニケーション向けマイクスピーカーや、スピーチプライバシーシステム等、多数の新事業立ち上げをディレクションする。2015年からはイントレプレナープラットフォーム”Value Amplifier”代表。
グロースマネージャー
東京農工大学大学院修士課程(応用化学専攻)を修了後、住友化学に入社。同社研究所にて、食品包装や電子基板向けポリマー材料の研究開発を担当。2013年に特任の新規事業企画担当として新規医療用材料事業を企画し、欧州・東南アジア拠点と連携して推進。その後リチウムイオン電池用材料事業に携わる等、食品やヘルスケア、エネルギー等幅広い分野の経験を持つ。2017年にリアルテックファンドに参画。
ファイナリスト
生産者による摘採適期の見極めは現在勘と経験に頼っているが、客観的な判断指標があれば質の安定した茶葉の出荷が可能となる。摘採適期を判断する分析項目を特定し、安価で現場で活用できるハンディタイプの機器を開発することでお茶の生産者の課題解決を目指す。
我々は味や香りの感知に関わるヒト味覚・嗅覚受容体の応答を網羅的に解析し、味・香りを可視化できる新技術を開発した。これまで、食品のおいしさは人の主観に基づいて設計されてきたが、本技術により、ヒトの感覚の分子メカニズムに基づいた客観的な設計が可能となる。
自社が有するサプライチェーンや淡海水養殖技術などを用いて、地域内再生産が可能な完全養殖システムを構築する。それにより、サーモンやサバなどの安全・安心・八方よしな国産養殖魚の安定供給を実現し、生産性や持続可能性などで課題が山積する国内水産養殖業を静岡県から再成長産業化させる。
抗菌剤は薬剤耐性菌という深刻な環境問題を引き起こす要因でもある。本研究では,鉄と過酸化水素,光エネルギーを組み合わせることで強力な酸化剤であるOHラジカルを高効率に生成し,それによる排水中の残留抗菌剤の低コスト除去技術の開発を行う。
宇宙も人類の生活圏になりつつある今、地球上と同様にサステナビリティが求められる。デブリ回収とその後の資源利活用に必要な技術を確立し、宇宙における循環型社会構築を目指す。既に超小型衛星でのテザー進展回収の実績を持ち、デブリ捕獲の技術実証を進めている。
従来、他人との共有が困難である個人の触感を、超広帯域・高感度・低ノイズのセンサーを用いてデータ化し、リアルに再現することを目指す。これにより職人やプロスポーツ選手等の手指の感覚をより正確に動作診断したり、直接会えない人との触れ合いを遠隔でも共有可能とする。
「話す」「聞く」たった2つの動作だけで、様々なデジタルサービスを簡単に使いこなせるようになるインターフェイスを開発し、デジタル格差のない世界を目指す。 まずは高齢者向けの非対面型健康診断システムを通して、高齢者の健康維持、未病対策に貢献する。
鍵穴から立体視しながら微細な手術ができる装置は、脳神経外科・頭頚部外科で熱望されており、浜松医科大学発の光技術を駆使した新型の立体内視鏡と立体外視鏡を開発した。医療現場のニーズを汲み取り製造企業と連携した医療機器プラットフォームを構築する。
高齢者の転倒骨折を防ぐため、転んだときだけ柔らかい床の開発と普及を行う。衝突技術や医学をコアに、衝突に応じ歪みが変動するメカニカルメタマテリアルを開発。医療介護をはじめ転倒リスクの高いあらゆる現場に導入。ものづくりを通し事故や暴力の無い世界を目指す。
ライトニングトーク
チーム名 | テーマ名 | 発表者所属 | 発表者氏名 |
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静岡大学お茶サークル【一煎】 | 余剰茶葉を活用した、高機能養殖牡蠣の開発 | 静岡大学 | 山本 悠馬 |
ILCS | 腸管腔ケミカルセンシング標的医薬品・機能性食品開発 | 静岡県立大学 | 唐木 晋一郎 |
TOU | 植物由来タンニンを用いた家畜飼料抗生物質添加剤の代替商品の研究開発 | KAWAMURA &Co.,LTD. | 川村 洋一郎 |