お知らせ
グランプリ当日の様子については、ぜひ以下のムービーをご覧ください 。
趣旨と目的
KUMAMOTO TECH PLANTER(熊本テックプランター)は、熊本県・株式会社肥後銀行・国立大学法人熊本大学・一般社団法人熊本県工業連合会・株式会社リバネスの5者が組織する「熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム」によって運営しています。地域の自然環境や技術、農林水産品、文化などの地域資源を、科学技術に基づいて最大限に活用した自然共生型産業などの創出に向けて、次世代技術と情熱をもって熊本から世界を変えようとするチームを発掘・育成することを目的とし、「第8回熊本テックプラングランプリ」を開催します。
対象
リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方。
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。
募集期間
2023年2月1日(水)〜2023年4月21日(金)
応募方法
ウェブサイト(https://id.lne.st/pre_regist?s=tp)にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。
審査基準
熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性 2. 実現可能性 3. 世界を変えそうか 4. パッション
表彰
最優秀賞…1件
企業賞 …数件を予定
熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム構成機関
2023年 地域開発パートナー企業
2023年 協力企業
2023年 メディアパートナー
問い合わせ
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5階
株式会社リバネス 地域開発事業部 (担当 西村・福田)
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
Mail:[email protected]
※面談は熊本県内での直接訪問の他、オンライン(Zoom、Google Meet等)でも行う予定です。
少しでもご興味ある方は、お気軽にご連絡ください。
応募からの流れ
2月1日(水)エントリー開始
ウェブサイト( https://id.lne.st/pre_regist?s=tp )にてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。また、エントリーへの決意を促し、書類作成のコツを教える説明会を大学単位、個別に開催しています。お気軽にお問い合わせください。
3月 説明会・キックオフイベント
エントリーを検討するチームに向けた説明会や、熊本テックプランターのキックオフイベントを行います。事業相談および連携先開拓に向けた議論ができるほか、キックオフイベントではショートピッチを通して熊本テックプランターに参加するイメージを湧かせることが可能です。
オンラインの説明会及びキックオフイベントは、下記日程で実施する予定です。
どなたでも参加できますので、お気軽に参加登録ください。
3月 1日(水)18:00-19:00 @Zoom
3月17日(金)16:00-18:00 @びぷれすイノベーションスタジオ(熊本市中央区上通町2番17号7F)
3月31日(金)18:00-19:00 @Zoom
→詳細・申し込みはこちらから
・説明会
・キックオフイベント
なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。
4月21日(金)〜 5月下旬 書類審査
4月21日(金)までに提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、希望者には応募内容に対するフィードバックを行います。
5月下旬 ファイナリスト決定
書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。
7月15日(土)第8回熊本テックプラングランプリ 最終選考会
熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムおよびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業に加えて、地元企業や大学の方々も参加します。審査終了後、表彰式を行います。
グランプリ概要
グランプリ名 | 第8回熊本テックプラングランプリ |
---|---|
場 所 | 肥後銀行本店ビル2階大会議室 (熊本市中央区練兵町 1 番地) |
開催日時 | 2023年7月15日(土)13:00-16:00 |
参加対象 | セミクローズド・事前登録制にて開催(ファイナリスト、熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムおよびパートナー企業、地元企業や大学の方々) |
当日のタイムライン(予定)
13:00-13:05 主催者挨拶
13:05-13:10 趣旨説明
13:10-13:20 審査員紹介
13:20-14:05 最終選考プレゼン(第1部)4チーム(12分間×4チーム)
14:05-14:15 休憩
14:15-15:00 最終選考プレゼン(第2部)4チーム(12分間×4チーム)
15:00-15:40 審査/ポスターセッション
15:40-15:55 表彰式
15:55-16:00 総評・閉会
審査員
東京薬科大学大学院薬学研究科博士課程修了、博士(薬学)、薬剤師。2002年、大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。博士過程を修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教、慶應義塾大学特任准教授を経て、2018 年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等に携わる。多くのベンチャー企業の立ち上げにも携わり顧問を務める。
熊本大学法学部卒業後、1987年に熊本県庁へ入庁。商工観光労働部産業支援課長、商工観光労働部新産業振興局長、商工労働部総括審議員兼政策審議監などを経て、2021年9月より現職。
1993年 株式会社肥後銀行入行。2015年より法人営業部法人営業推進グループ長、肥銀キャピタル株式会社 代表取締役社長、秘書室長を歴任し、2021年4月コンサルティング営業部長、2022年4月法人コンサルティング部長に就任。現在に至る。
1992年に通商産業省工業技術院資源環境技術総合研究所入所後、内閣府参事官補佐、経済産業省調査官、資源エネルギー庁調査官を歴任。2006年に産業技術総合研究所の主任研究員となり、岐阜県庁への出向を経てものづくり基盤技術支援室長、地域連携室長、産学官連携推進部部長、中部センター所長代理を歴任。2018年に熊本大学に着任後、産学連携担当副学長、熊本創生推進機構副機構長となり、現在に至る。
1982年熊本大学工学部卒業後、熊本県民テレビに入社し、主に報道に携わる。2008年に金剛株式会社に入社。開発本部長兼管理本部長、副社長を経て、2009年より同社代表取締役社長に就任。2021年5月に一般社団法人熊本県工業連合会代表理事会長に就任。
1990年日本ユニシス(当時)入社。地方銀行、ネットバンクの基幹系システム領域を中心に金融機関のシステムの高度化に従事。昨今、地域経済活性化の社会課題に対し、金融機関や地域のステークホルダ、様々なスタートアップと共にビジネスエコシステムを推進し、DX時代におけるサスティナブルな社会の実現に取り組む。
イノベーション企業支援部の部長として、融資、決済、関連VCからの出資、アクセラレーションプログラム運営、スタートアップと大企業の連携、IPO/PO支援などスタートアップの成長支援業務を牽引。東京、香港、シンガポールで総合化学、インフラ・ユーティリティのコーポレート&インベストメントバンキングに永年従事してきたほか、Fintechによる新規ビジネス開発経験もあり。MITスローン経営大学院卒。
グランプリファイナリスト
高精度プロテオミクス技術で探索した分子に対して、生体安定性や送達性に強みをもつ核酸医薬品を開発する。本研究により、従来の抗がん剤とは異なる分子標的や作用機序に基づく新しい医薬品の実現を目指す。
- 最優秀賞
- リアルテックファンド賞
尿中の修飾ヌクレオシド等の代謝物を測定し、①尿を採取し提出するだけで疾患診断や病勢がわかるシステム構築②疾患特異的修飾ヌクレオシド抗体を用いた簡易検査キット開発を行い、高精度な新規検査サービスを提供する。
- 優秀賞
- みずほ銀行賞
果実の成熟は、エチレン受容体1型(ETR1)遺伝子によるエチレン感受性が大きく関わる。メロンETR1遺伝子をゲノム編集技術でエチレン低感受性型にし、ゆっくり熟し傷みにくいロングライフメロンを作出する。
- 優秀賞
ニガウリは低強度の運動においても脂質の燃焼を促進することから、高齢者や運動不足の人の運動サポートやアスリートの持久力向上が期待される。機能性表示食品等の開発し、健康長寿や農業振興に貢献する。
稲を食害するジャンボタニシは「世界の侵略的外来種ワースト100」に選定されているが、農薬等による防除手法は天候の変動などで効果が減退する。新規誘引餌を開発し、環境に左右されず安価な稲の保全を行う。
近視は世界で急増しており、2050年には人類の半分が近視になると予測されている。そこで近視の発症メカニズムを解明し、低侵襲な治療器具や手法を開発した。普及により、近視のないクリアな世界の実現を目指す。
海ゴミの8割が用水路等を通じて街中から流出したものと言われている。未来の子供達のために綺麗な海を残すため、生活ゴミ・農業用被覆肥料の流出問題を解決する用排水路機器の研究開発、設置を継続的に行っていく。
林業は労働災害のリスクが高く、就業者が減少しており、存続の危機に瀕している。急峻な山間部での運用と物資搬送が可能な大型ドローンの開発と実装により、省人化や収益化を促すことで、林業の未来を切り拓く。
- BIPROGY賞