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目的

かながわアントレプレナーシップチャレンジは、令和4年度起業家創出促進事業にて実施いたします。本事業は、起業のすそ野拡大を目指し、神奈川県内にキャンパスを有する大学や起業に積極的な支援機関等と連携し、若年層で起業に関心のある方を支援することを目的としています。

概要

本事業は、株式会社リバネスが神奈川県からの委託をうけて運営しています。具体的には、大学や起業支援機関等と連携し、起業家と交流する機会の提供、支援プログラムやビジネスプランコンテストを開催します。

■本事業で実施する内容

起業家交流会の開催
(県内各地で実施)
起業を身近な選択肢として意識してもらい、起業に関心のある学生や起業を準備している方々が増えることを目的に行います。県内の大学や高校、インキュベーション施設において、先輩起業家の講演およびワークショップを通じて、自らの将来や起業について考えるきっかけを提供します。

  • 6月6日:神奈川大学(サグリ株式会社 代表取締役CEO 坪井俊輔氏)
  • 6月30日:横浜市立大学(株式会社セルファイバ 代表取締役 柳沢佑氏)
  • 7月7日:北里大学(株式会社イノカ 取締役CAO 増田直記氏)
  • 7月12日:東京工業大学(株式会社メタジェン 取締役CFO 水口佳紀氏)
  • 7月28日:Agora Hon-atsugi(株式会社Agnavi 代表取締役CEO 玄成秀氏)
  • 7月29日:横須賀高等学校(株式会社BIOTA 代表取締役 伊藤光平氏)
  • 8月24日:聖光学院中学校(株式会社OUTSENSE 代表取締役CEO 高橋鷹山氏)
ビジネスプラン作成講座の開催
(9/11〜11/6にて実施)
起業家交流会にて先輩起業家の話を聞いて、起業に対して刺激を受けた30歳代以下の若年層の参加者が、起業を実際に実現する場として、プログラムを実施します。他では得られない専門的知識の付与とともに、困った時に頼れる起業支援のコミュニティの存在を理解させることで、起業への心理的安全性をサポートし、一歩を踏み出すきっかけをつくります。
ビジネスプランコンテストの開催
(11/23にて実施予定)
ビジネスプラン作成講座を通して作成したビジネスプランを発表する場として実施します。審査員には神奈川県にゆかりのある先輩起業家を迎え、事業を通じて考えたプランを披露し、ブラッシュアップする機会とします。
リバネスのコミュニケーターによる
メンタリング
起業を目指す対象者に対して、起業経験や起業支援の経験を有する専門家による起業相談を行います。起業相談の内容は、ビジネスプランのブラッシュアップの他、経営相談、知財・法務の相談、資金調達・資本政策の相談、連携可能な企業等や支援機関とのマッチング、ビジネスコンテスト等でのプレゼンテーションのブラッシュアップ等を行います。

ビジネスプラン作成講座

「かながわアントレプレナーシップチャレンジ(KEC)スクール」

起業家交流会にて先輩起業家の話を聞いて、起業に対して刺激を受けた30歳代以下の若年層の参加者が、起業を実際に実現する場として、プログラムを実施します。他では得られない専門的知識の付与とともに、困った時に頼れる起業支援のコミュニティの存在を知ることで、起業への心理的安全性をサポートし、一歩を踏み出すきっかけをつくります。

募集対象 高校生、大学生、大学院生、社会人
※神奈川県内在住あるいは、所属先が神奈川県内である方
プログラム
  • 第1回 課題に向き合う
    日時:9/11(日)14-16時
    内容:講義では、企業を含めて将来について、自分の興味のベクトルを可視化するために必要な考え方を解説します。その後のワークショップでは、自分が解決したい課題と課題解決に傾ける情熱(そこに取り組む理由)を文字にします。そうすることで、自分が事業を通して解決に取り組む課題を明確化します。

    動画視聴が可能です
    画像をクリックすると接続先に移動します。
  • 第2回 チームで取り組む
    日時:9/25(日)14-16時
    内容:やりたい方向性が決まったら、事業化に動き出しはじめますが、自分一人だけで事を成すことはできません。講義では、どのように共に汗をかく仲間を集めてチームをつくるかについて解説します。その後のワークショップでは、仲間を集めるためのミッションの作成に取り組み、仲間と共に走り出す準備を行います。

    動画視聴が可能です
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  • 第3回 仮説検証を回す
    日時:10/9(日)14-16時
    内容:チームとミッションができれば、プロジェクトを組成し、試行錯誤のサイクルを回し始めます。講義では、このサイクルを効果的に回すための研究的思考を解説するほか、ワークショップでは、最初に取り組むプロジェクトの素案を作成します。

    動画視聴が可能です
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  • 第4回 ビジネスを作る
    日時:10/23(日)14-16時
    内容:数個のプロジェクトを回すと事業化案の素地が見えてきます。1回限りのプロジェクトではなく、持続可能な事業(ビジネス)を作っていくために必要な考え方を解説します。また、ワークショップでは、ビジネスプランの作成に取り組みます。

    動画視聴が可能です
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  • 第5回 ヒトモノカネを集める
    日時:11/6(日)14-16時
    内容:ビジネスプランを作成したならば、それを発信することでさらなる仲間を増やして行かねばなりません。ビジネスを回していくために必要な資源(人、モノ、金)を集めるには、人の心を動かすプレゼンテーション力が必要となります。講義ではプレゼンテーションに関するスキルを解説する他、ワークショップではプレゼンテーションを作成します。上記5回のリレー講座を通してビジネスプランを作成し、ビジネスプランコンテストでは、作成したプランを発表し、実現にむけて動ける環境を整えています。

    動画視聴が可能です
    画像をクリックすると接続先に移動します。
実施形式 オンライン(Zoomを使用)
ビジネスプラン作成講座
講師陣及び
コミュニケーター
大坂吉伸
株式会社リバネス 戦略開発事業部 部長
慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程、修士(経営学)。三菱UFJ銀行、国際協力銀行を経て、東京大学生産技術研究所(特任研究員)、科学技術振興機構(ACCELプログラムマネージャー)を歴任。リバネス入社後、研究者の研究成果の事業化支援、及びベンチャー企業の投資育成を担う。 株式会社グローカリンク代表取締役社長、リアルテックファンド グロースマネージャーを兼務。
福田裕士
株式会社リバネス 創業開発事業部
投資育成研究センター センター長
奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科分子生物学修士課程終了後、飼料販売会社の直営養豚場にて、一年半農業に従事。2008年リバネスに転職後、沖縄事業所で「福幸豚」の開発に携わり生産・販売事業の立ち上げを経験。2016年からは熊本にて熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムによる創業応援プロジェクト「熊本テックプランター」の立ち上げおよび運営に取り組む。その後、大阪勤務を経て、2020年より東京本社に在籍。リアルテックファンド グロースマネージャーを兼務。神奈川県在住。
塚越光
株式会社リバネス 研究開発事業部
東京大学大学院農学生命科学研究科修了。修士(農学)。専門は微生物学、酵素学、農芸化学。コンサルティング会社を経て2015年よりリバネスに入社。人材開発事業部、研究開発事業部を歴任。入社以来、若手研究者向けの研究助成事業「リバネス研究費」に数多く携わり、アカデミアと企業の連携構築を行うと同時に、研究成果の社会実装支援を行う。「研究を通じて人が変わるきっかけを作る」をテーマに掲げ、現在は「超異分野学会」を軸に、分野や組織を超えて知識を融合し、新たな研究を生み出す場を創出すべく尽力している。神奈川県在住。
海浦航平
株式会社リバネス 人材開発事業部
千葉大学大学院融合理工学府先進理化学専攻共生応用化学コース修了、修士(工学)。専門は触媒化学、物理化学。身近な科学技術へのリテラシー向上とDeep Techによる社会課題の解決を目指し、教育開発事業部、創業開発事業部にて、数多くのプロジェクトを推進。同じ志をもつ仲間を増やす活動を加速するために、人材開発事業部にて、リバネスユニバーシティー、企業カレッジの取組を推進する。神奈川県出身、在住。

ビジネスプランコンテスト

「かながわアントレプレナーシップチャレンジ」

■募集内容

募集テーマ 「社会や地域の課題解決」や「研究の社会実装」等を目指したビジネスアイデア
募集対象
  1. 学生(中学生、高校生、専門学校生、大学生、大学院生等)で、県内在住又は県内在学の者
  2. 教育機関(大学、大学院等)に所属する県内在住又は所属する教育機関が県内に所在する者
  3. 「かながわアントレプレナーシップチャレンジ(KEC)スクール」に5回中4回以上参加した県内在住の者

※学生の方のみならず、研究者の方など多くの方からのご応募をお待ちしております。
※KECスクールは動画視聴も可能

応募期限 令和4年11月14日(月曜日)12時まで
※応募は締め切りました
応募項目
  • 代表者についての基本情報
  • ビジネスプランのテーマ: プラン名、プランの簡単な説明(140文字)
  • 解決したい課題 とその理由
  • ビジネスプランの目的と内容: 目的、課題の解決に繋がる内容、実現したい製品やサービスイメージ画像
  • ビジネスプランの特徴: 競合となる既存サービス/技術との差
  • 将来のビジョン
  • これまでに実施したこと、作ったもの
  • 応募者またはチーム情報:チーム名、人数、活動拠点、ウェ ブサイトURL
  • 応募者またはチーム、プランの紹介動画(3分)
審査の流れ
  • 一次審査:応募書類を元に書類審査を行い、最終審査に進む応募者を選抜(11月中旬)。
  • 最終審査:一次審査通過者がプレゼンテーション等を行い、審査員による審査の上、各賞の受賞者を決定。

■実施概要

名称 かながわアントレプレナーシップチャレンジ
日時 2022年11月23日(水・祝)13:00-18:00
場所 神奈川産業振興センター(KIP)多目的ホール
〒231-0015 神奈川県横浜市中区尾上町5-80
神奈川中小企業センタービル14階  アクセス
開催形式 セミクローズド(事前登録制)にて現地開催(オンライン配信あり)
プレゼンテーター、審査員、協議会構成員、県内の支援機関関係者、大学関係者、企業等
発表チーム

ファイナリスト

テーマ名 名前 所属
テーマ名
鹿の力で、草をエネルギーに
名前
渡辺 洋平
所属
横浜国立大学経営学部
ディアベリー株式会社創業
テーマ名
不妊症メンタルケアアプリ
名前
笹岡 英俊
所属
慶應義塾大学 大学院
テーマ名
ぬるくならないペットボトル「Cootle」
名前
山本 薫
所属
洗足学園高等学校
テーマ名
お寺や神社で仕事や勉強が出来る場所貸し事業
名前
今井 結菜
所属
ドルトン東京学園中等部
テーマ名
ぎふたぶる
名前
菊地 夏樹
所属
神奈川大学
テーマ名
住民と学生が隣居するクリエイティブ大学まちをつくる!
名前
新倉 梨加
所属
東京工業大学
テーマ名
完全自動化循環式養殖
名前
副島 晴希
所属
北里大学大学院
テーマ名
画像認識ライフログアプリを活用したスマートミールによる食環境整備プロジェクト
名前
小手森 綾香
所属
麻布大学 生命・環境科学部 食品生命科学科
テーマ名
室内空気の安全の可視化による人とのつながりと環境SDGsの両立の実現
名前
武藤 剛
所属
北里大学 医学部

ライトニングトーク

テーマ名 名前 所属
テーマ名
カバレン
名前
寺本 晴信
所属
関東学院高等学校
テーマ名
KIMONOBA
名前
山本 淳
所属
慶応義塾大学 大学院
テーマ名
大山Base.プロジェクト
名前
越地 浩氣
所属
株式会社パーシモン企画
審査員
株式会社aba 代表取締役CEO
宇井 吉美
2011年、千葉工業大学未来ロボティクス学科在学中に株式会社abaを設立。中学時代に祖母がうつ病を発症。介護者経験を元に「介護者側の負担を減らしたい」という思いから、介護者を支えるロボット開発の道に進む。特別養護老人ホームにて、介護職による排泄介助の現場をきっかけとして、おむつを開けずににおいセンサーで排泄を検知する「Helppad(ヘルプパッド)」を製品化。2019 年文部科学省 科学技術・学術政策研究所「ナイスステップな研究者」に選出。2021年日本ケアテック協会理事に就任。
サグリ株式会社 代表取締役CEO
坪井 俊輔
横浜国立大学理工学部機械工学・材料系学科を卒業。2018年にサグリを創業。サグリ創業以前は民間初、宇宙教育ベンチャーの株式会社うちゅうの創業及び代表取締役CEOを務める。MIT テクノロジーレビュー 未来を創る35歳未満のイノベーターの1人に選出。農林水産省 「デジタル地図を用いた農地情報の管理に関する検討会」 委員。情報経営イノベーション専門職大学 客員教授。DMMアカデミー1期生。ソフトバンクアカデミア13期生。Forbes JAPAN誌の発表した「世界を変える30歳未満30人の日本人」 Forbes JAPAN 30 UNDER 30 JAPAN 2022のソーシャルインパクト部門選出。
株式会社メタジェン 取締役CFO
水口 佳紀
2011年、小山工業高等専門学校物質工学科を卒業、東京工業大学生命理工学部に編入学。2015年、東京工業大学大学院生命理工学研究科修士課程在学中に株式会社メタジェンを共同創業し、取締役に就任。2018年、同研究科の博士課程、及び文部科学省・日本学術振興会博士課程教育リーディングプログラム 東京工業大学情報生命博士教育課程を修了。博士(工学)。同社取締役COO、取締役CSOを経て現職。2020年、経済産業省 産業構造審議会臨時委員を務める。
神奈川県 産業労働局 産業部 産業振興課
ベンチャー支援担当課長
脇坂 道裕
早稲田大学法学部を卒業。1994年、神奈川県庁に入庁。産業労働行政に長年従事。国際観光振興、労働法の普及啓発、県外・国外企業の誘致、県内企業の海外ビジネス展開支援などの実務を経験、2012年から2016年まで米国駐在員を務める。2021年より現職。現在、ベンチャー支援の神奈川モデル「HATSU-SHINかながわ」の充実強化に尽力中。
株式会社リバネス 執行役員CMO
長谷川 和宏
東京都立大学大学院工学研究科修士課程修了、修士(工学)。修士1年よりリバネスに参加し、その後リバネス初の新入社員として入社。人材開発事業部を立ち上げ、2012年より執行役員に就任。TECHPLANTER事業やリアルテックファンドの立ち上げ、スタートアップと町工場の連携事例構築、インキュベーション施設「センターオブガレージ」の開設や中堅中小企業の新規事業創出支援などを主導。リアルテックホールディングス 取締役副社長等を兼務。神奈川県在住。
発表方法 口頭発表7分間、質疑応答7分間
プログラム 12:30〜13:00 開場
13:00〜13:30 主催者あいさつ・審査員紹介・起業家基調講演
13:30〜14:15 第一部プレゼン(3チーム)
14:15〜14:30 休憩
14:30〜15:15 第二部プレゼン(3チーム)
15:15〜15:30 休憩
15:30〜16:15 第三部プレゼン(3チーム)
16:15〜17:15 審査時間/エントリーチームショートピッチ
17:15〜17:45 審査結果発表および表彰式
17:45〜18:00 名刺交換
表彰 最優秀賞 1件
神奈川県知事賞
エッジ賞
審査員特別賞を予定

起業家 基調講演

タイトル:「かながわ学生ビジネスプランコンテストから動き始めた夢」

Zip Infrastructure株式会社 代表取締役
須知 高匡氏
幼い頃から乗り物が好きで、慶應大学入学直後からロープ走行技術(宇宙エレベータ)の研究を始める。世界最大のクライマーの大会であるSPECに2度出場し、その技術が2021年に特許6889874号として認められる。ロープ走行技術を社会実装するべく在学中に2018年にZip Infrastructure株式会社を設立。その後、自走型ロープウェイZipparの開発を進め、2020年に1人乗りモデルを完成させ、現在は8人乗りモデルの試験を実施中。2021年に神奈川県秦野市と連携協定を結び、自治体予算で予備調査が行われるなど期待も高い。Forbes Under 30 30 in Asia選出、News Pics MAKE MONEY Under 24優勝等。

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お問い合わせ先

本事業に関するお問い合わせは、下記に掲載のE-mailまたは電話までお願いいたします。

運営事務局(担当:福田、海浦)

[email protected]

03-5227-4198株式会社リバネス経由