地域テックプランター

テックプランターは、大学や企業で生まれる科学技術の社会実装を促すプログラムとして、2014年に第1回テックプラングランプリ(現ディープテックグランプリ)からスタートしました。エントリーチームから書類選考を経て決定したファイナリストが自らの研究、技術で本気で世界を変えたい想いを発信する場となるテックプランデモデーを軸に、エントリーしたすべてのチームに対し、リバネスのコミュニケーターが伴走し、事業を軌道に乗せるまでを支援します。

大学等研究機関の研究成果が世界を変える可能性を信じ、地域をあげて社会実装を支援するため、テックプランターの要素を取り入れることで各地の産官学金が連携して始まったのが地域テックプランターです。2016年に熊本からスタートしたこの取り組みは、着実に成果と規模の拡大を続けています。これまでに1154チーム(うち、研究機関からの参加が809チーム)が参加し、テクノロジーベンチャーが66社立ち上がり、総額13億円を超える共同研究が生まれました。資金調達額も公開されているだけで31億円以上となります。

それぞれの地域の強みを活かし、産官学金の多様なプレーヤーが有機的につながることで、新たな産業を産み育てていくための土壌が形成されはじめているのです。