【11月21日広島】Hiroshima Carbon Circular Projectの採択者との交流会 「Hiroshima Carbon Circular Forum」を開催します
株式会社リバネスは広島県と実施している「Hiroshima Carbon Circular Project」にて、採択者との交流会「Hiroshima Carbon Circular Forum」を11月21日(木)に開催します。
広島県は、2050年までにカーボンリサイクルを本県産業の柱の一つとして育成することを目指し、企業・研究者等と連携しながら、カーボンリサイクル関連技術の推進を進めています。一方で、カーボンリサイクルに関わる事業を創出するためには、1つの技術や1つの企業でで成し遂げることは困難であり、企業・研究者が有する知識同士を組み合わせていくことが重要となります。「Hiroshima Carbon Circular Forum」は、企業、大学といった分野や業種の違いにとらわれず、議論を通じて互いの持っている知識や技術を融合させ、カーボンリサイクルに関する課題解決を進めるプロジェクトの創出を仕掛けていく場です。本イベントは広島県カーボンリサイクル関連技術開発支援補助金の令和5年度・6年度の採択者が発表を行います。
【参加申込はこちらから】
【日時】11月21日(木)13:00-17:00
【場所】TKPガーデンシティ広島駅前大橋 ホール3A/カンファレンスルーム3B
〒732-0828 広島県広島市南区京橋町1-7 アスティ広島京橋ビルディング 3階
【主催】広島県 【運営】株式会社リバネス
【参加形態】現地交流&オンライン配信
【申し込み】参加申込みフォームより申し込みください。
ポスター交流会(昨年度)
集合写真(昨年度)
【タイムテーブル】
13:00 | 開会挨拶 広島県 |
13:05 | 趣旨説明 株式会社リバネス 中島翔太 |
13:10 | パネルディスカッション 広島県からカーボンリサイクルへの挑戦
採択者や県内の連携先企業がカーボンリサイクル関連の研究開発について、多種多様な業種による連携や、カーボンリサイクル実証の場としての広島について議論します。 ○登壇者 ・株式会社ガルデリア(R4採択者) ・株式会社ZEエナジー(R6採択者)ほか ・株式会社リバネス (モデレーター) |
14:00 | 休憩 |
14:10 | R5採択者 成果発表プレゼンテーション
○令和5年度支援事業採択者12名から研究成果発表 |
15:30 | 休憩 |
15:40 | R6採択者 プレゼンテーション
○令和6年度支援事業採択者15名からこれから実施する研究について紹介 |
16:10 | R4採択者 プレゼンテーション
○令和4年度支援事業採択者2者から2年間の振り返りと今後の展望を紹介 |
16:20 | ポスター発表・交流会
参加者と採択者の交流会 ・R4採択者一部 ・R5採択者14名 ・R6採択者16名 |
17:00 | 閉会 |
発表者一覧(一部ポスター発表のみの採択者もございます)
<令和5年度採択者>
区分 | 採択者 | 研究内容 | |
---|---|---|---|
区分1
(研究単独型) |
広島大学 | 長澤 寛規 | 大気圧プラズマを用いたシリカ前駆体のin-situ重合による高CO2選択透過膜の開発 |
広島大学 | 藤江 誠 | 微細藻類ナンノクロロプシスを用いたカーボンリサイクルによる脂質生産技術の構築 | |
広島大学 | 中井 智司 | 自動車工場から廃棄される未利用窒素、リン資源の藻類培養に利用可能な形態への変換と藻類バイオマスの生産ポテンシャルの評価 | |
呉工業高等専門学校 | 及川 栄作 | 新規の水素生成電極によるCO2固定菌と発電菌を応用した減肥料水耕栽培技術の開発 | |
区分2
(研究者提案型) |
東北大学大学院 | 佐野大輔 | 微生物燃料電池を用いたネットゼロ・カーボンエミッション下水処理の実現 |
石川県立大学 | 馬場保徳 | 自立運転可能なルーメンハイブリッド型メタン発酵システムによる植物バイオマスからのエネルギー生産 〜発酵熱を利用したバイオガスからのCO2分離回収技術の開発〜 | |
学校法人村崎学園 徳島文理大学 | 梶山博司 | 微細藻類の2段階高速培養装置の実用化研究 | |
区分3
(県内企業課題解決型) |
神戸学院大学 | 稲垣冬彦 | 広島県内CO2循環を目指した、CO2選択的回収剤による溶鉱炉排ガス中CO2の効率的回収 |
出光興産株式会社 | 藤原尚樹 | コンクリートスラッジを用いた炭酸塩化反応の高度化 | |
株式会社ノベルジェン | 小倉淳 | マガキ-微細藻類複合養殖システムの開発 | |
プラチナバイオ株式会社 | 石井敦浩 | 微細藻類ナンノクロロプシスの屋外培養を見据えたラボスケールでの培養条件の検討 | |
株式会社TOWING | 木村俊介 | 農業分野の脱炭素と減化学肥料を実現する高機能バイオ炭の実装 | |
アンヴァール株式会社 | 櫻井重利 | CO2回収とCO2による農作物生産量向上 | |
株式会社Eプラス | 廣田武次 | DAC法でCO2を吸収・固定した鉱物のコンクリートへの適用に関わる有効性の検証 |
<令和6年度採択者>
区分 | 採択者 | 研究内容 | |
区分1 (研究単独型) |
広島大学 | 斉間 等 | 中小排出源を対象とした安全かつコンパクトな二酸化炭素キャリアの開発 |
呉工業高等専門学校 | 木村 善一郎 | 都市下水を起点とするサーキュラーバイオエコノミーの最重要部品となる電気アセトジェンの高速育種法確立 | |
広島大学 | 郭 方芹 | 再生可能エネルギー由来の変動的電力供給を想定したアルカリ水電解水素製造における電極劣化機構の解明 | |
広島大学 | 冨永 淳 | 光合成のダウンレギュレーションを検知する技術の開発 | |
区分2 (研究者提案型) |
横浜国立大学 | 本倉 健 | 廃棄太陽光パネル処理工程で得られるシリコン廃棄物を用いるCO2資源化反応 |
東京学芸大学 | 佐藤 公法 | 賦形化によりナノ分散された粘土鉱物による新規二酸化炭素固体吸収部材の開発とメタネーションによる利活用 | |
奈良先端科学技術大学 | 梅田 正明 | 樹幹バイオマスの飛躍的増産をもたらす新規技術の開発 | |
株式会社ウルバ | 難波 卓司 | 爆発的に成長する海藻により二酸化炭素を固定し、バイオマス燃料を生産する | |
名城大学 | 土屋 文 | ラジカル含有リチウム複合酸化物セラミックスの常温水分解を利用した二酸化炭素からメタンへの転換技術開発 | |
呉工業高等専門学校 | 及川 栄作 | 非加熱的に水から水素と熱生成法に使用する耐塩・耐アルカリ性装置の開発 | |
名城大学 | 神藤 定生 | シアノバクテリアによる CO2 を資源としたバイオエチレン生産事業化技術の開発 | |
福山大学 | 都祭 弘幸 | カキ殻を用いた環境配慮型コンクリートの開発とその CO2 固定化能力の評価 | |
区分3 (県内企業課題解決型) |
株式会社ZEエナジー | 松下 康平 | 牡蠣筏廃棄物を原料とした鋳鉄製造向けバイオマスコークスの開発 |
広島大学 | 斉間 等 | 実燃焼排ガスを用いた二酸化炭素のアンモニアメタネーションによるe-メタン合成の実証 | |
弓削商船高等専門学校 | 佐久間 一行 | 大気圧プラズマによる焼却炉排気ガスの有資源化研究 | |
合同会社アークス | 丹賀 直美 | 瀬戸内の環境に適応したカーボンリサイクル型海藻養殖技術の開発 |
<令和4年度採択者(発表者のみ)>
区分 | 採択者 | 研究内容 | |
区分1 (研究単独型) |
広島大学
客員教授 太田 啓之(株式会社ファイトリピッド・テクノロジーズ) |
油脂高生産藻ナンノクロロプシスによる有用脂質生産 | |
区分2 (研究者提案型) |
株式会社ガルデリア | 工場等廃棄物を利用した藻類によるCO₂固定培養とその活用 | |
区分3 (県内企業課題解決型) |
大成建設株式会社 | 製紙の行程で生じる炭酸カルシウムの活用 |
本件に関するお問合せ
株式会社リバネス(吉川・石尾・環野)
電話:03-5227-4198
メール:[email protected]