第5回滋賀ジュニアリサーチグラント 成果発表会を開催しました
リバネスは滋賀発成長産業発掘・育成コンソーシアムの取り組みの一環として、2023年2月11日(土)に「第5回滋賀ジュニアリサーチグラント 成果発表会」を開催しました。
本会では、2022年7月に採択を受けた中高生たちが、約8か月間進めてきた研究の成果を披露、議論することを目的として、口頭発表やポスター交流会を実施しました。当日は、採択チームだけでなく、研究の伴走支援を行ってきた研究コーチや、県内企業の皆様にもご参加いただきました。
開会式ではコンソーシアムを代表して滋賀県商工観光労働部モノづくり振興課長の森野実知子より開会の挨拶と、滋賀県教育委員会事務局教育次長 嬉野公人様より発表代表者に向けて激励のお言葉をいただきました。
口頭発表では、採択校9チームによるプレゼンテーション、審査員による質疑応答を行いました。どのチームも、研究活動に対する熱い想いと研究の成果が伝わる素晴らしい発表でした。
ポスター交流会では、生徒同士や研究コーチ、県内企業の皆様と分野をまたぐ様々な視点からの意見交換が行われ、発表者と来場者が互いに刺激を与えあう場となりました。
また、当日は約8か月間に渡って中高生研究者と共に走ってくれた研究コーチへの修了証の授与も行いました。
審査員による審査の結果、最優秀賞を含む5つの賞が決定いたしましたので受賞チームをお知らせいたします。
<受賞チーム>
京セラ賞:滋賀県立甲南高等学校
「デジカメ吸光・分光分析」
タカラバイオ賞:立命館守山高等学校
「植物の生長と周波数の関係」
東洋紡賞:守山市立守山中学校
「琵琶湖の水草の肥料としての有効性を水耕栽培を用いて証明する」
橋本建設賞:滋賀県立八幡工業高等学校
「八幡堀の泥を使った微生物燃料電池~新システムによる実用化に向けた挑戦~」
最優秀賞:滋賀県立守山高等学校
「琵琶湖の外来種ブラックバスの医療への活用法」
滋賀発成長産業発掘・育成コンソーシアムでは、サイエンスとテクノロジーをベースとした次世代の産業創出のリーダーが輩出され、滋賀県全体が活性化されるような取り組みを続けてまいります。
【開催概要】
日時:2023年2月11日(土)12:30-16:30
場所:コラボしが21 3階大会議室(〒520-0806 滋賀県大津市打出浜2−1)
内容:中高生による口頭発表、ポスター交流会、表彰式
【当日のタイムライン】
12:30-12:50 開会式
12:50-13:45 口頭発表(4チーム)
13:45-13:55 休憩
13:55-15:00 口頭発表(5チーム)
15:00-15:40 ポスター交流会
15:40-15:50 研究コーチへの修了証授与
15:50-16:20 表彰式・閉会式
16:20-16:30 写真撮影・解散
<研究テーマ(発表順)>
研究テーマ | 採択校 | |
1 | 八幡堀の泥を使った微生物燃料電池~新システムによる実用化に向けた挑戦~ | 滋賀県立八幡工業高等学校 |
2 | 琵琶湖の水草の肥料としての有効性を水耕栽培を用いて証明する | 守山市立守山中学校 |
3 | 放射線量による地質境界線の決定 | 光泉カトリック高等学校 |
4 | ソーラーボートにおける水の抵抗低減による速度向上について | 守山市立守山南中学校 |
5 | 植物の生長と周波数の関係 | 立命館守山高等学校 |
6 | デジカメ吸光・分光分析 | 滋賀県立甲南高等学校 |
7 | 太陽活動を追う | 滋賀県立彦根東高等学校 |
8 | 琵琶湖の外来種ブラックバスの医療への活用法 | 滋賀県立守山高等学校 |
9 | 琵琶湖のマイクロプラスチック | 滋賀県立高島高等学校 |
【お問合せ】
株式会社リバネス 大阪本社 正田・磯貝
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