― 2022年 ―

2022年度エントリー
6月10
日〆切

お知らせ

グランプリ当日の様子については、ぜひ以下のムービーをご覧ください 。

対象

リアルテック領域(ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、バイオ、医療、ヘルスケア、食、農業、海洋開発、資源、環境、エネルギーなど)の県内大学等高等教育機関など研究機関が有する技術シーズをもとに世界を変えたい、世の中をよくしたい、社会課題や産業上の課題を解決したいという想いを持ち、創業あるいは新事業展開の意志がある方
※個人、チームどちらでの参加もOK。法人に設立前もOK。既に法人になっている場合でも設立年数の制限なし。

募集期間

2022年4月1日(金)〜2022年6月10日(金)

審査基準

株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
1. 新規性
2. 実現可能性
3. 世界を変えそうか
4. パッション

表彰

最優秀賞…1件

企業賞 …数件を予定

主催

ぐんま次世代産業創出・育成コンソーシアム

【コンソーシアム構成機関】
群馬県、株式会社群馬銀行、しののめ信用金庫、国立大学法人群馬大学、公立大学法人前橋工科大学、独立行政法人国立高等専門学校機構群馬工業高等専門学校、株式会社リバネス

【コンソーシアム協力機関】
共愛学園前橋国際大学、高崎健康福祉大学

地域開発パートナー
カネコ種苗株式会社
太陽誘電株式会社
株式会社ヨコオ
所在地・面談場所

〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル6階
株式会社リバネス 地域開発事業部 (担当 石澤・伊地知)
TEL:03-5227-4198 FAX:03-5227-4199
Mail:[email protected]
※面談は群馬県内での直接訪問の他、オンライン(Zoom、Google Meet、MS Teams 等)でも行う予定です。
もし少しでもご興味ある方は、お気軽にご連絡ください。

応募からの流れ

4月1日(金)エントリー開始

ウェブサイト( https://id.lne.st/pre_regist?s=tpにてメンバー登録のうえ、webフォームへの記入を行なって応募してください。エントリーについてご質問等ある場合、個別にご相談の機会をもうけることも可能です。お気軽にお問い合わせください。

4月中旬〜5月下旬 説明会

株式会社リバネスが、エントリーチーム(エントリー先着順にて定員に達し次第〆切)に向けて、説明会を行います。互いに事業相談および連携先開拓を行うことが可能です。なお、当日の参加有無や内容は審査には関係しません。

6月10日(金)〜 6月下旬 書類審査

6月10日までに 提出された内容にもとづき、書類審査を行います。チーム、技術、パッション、将来構想などについての情報をwebフォームおよび動画にて提出していただきます。申請者全員に、審査結果をお知らせするとともに、希望者には応募内容に対するフィードバックを行います。

ファイナリスト決定

書類審査を通過した希望者に対し、最終選考会に向けたプレゼンテーションのブラッシュアップを目的とした面談を実施します。また、パートナー企業との事業相談や連携先開拓を目的とした面談を設定可能です。

7月30日(土)第2回ぐんまテックプラングランプリ 最終選考会

群馬県内主要機関およびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび7分間の質疑応答を行います。最終選考会はセミクローズドにて開催し、出場者およびパートナー企業に加えて、地元企業や大学の方々も参加します。審査終了後、表彰式を行います。

グランプリ概要

グランプリ名 第2回ぐんまテックプラングランプリ
場 所 G-メッセ群馬(群馬県高崎市岩押町12−24)
開催日時 2022年7月30日(土)13:00-19:00
参加対象 ファイナリスト、パートナー企業、アカデミアの研究者、大学生・大学院生、中高生など
※セミクローズド(事前登録制にて開催)
※ファイナリスト:9チーム(エントリーから選抜)

当日のタイムライン(予定)

13:00〜13:25 主催者挨拶/趣旨説明/審査委員紹介
13:25〜13:45 基調講演
13:45〜14:30 ファイナリストプレゼン(Presenter①〜③)
14:30〜14:40 休憩
14:40〜15:25 ファイナリストプレゼン(Presenter④〜⑥)
15:25〜15:35 休憩
15:35〜16:20 ファイナリストプレゼン(Presenter⑦〜⑨)
16:20〜17:20 ライトニングトーク・ポスターセッション
17:20〜18:20 審査結果発表および表彰式
18:30〜19:00 情報交換会
※プログラムは変更の可能性があります

審査員・ファイナリスト

株式会社リバネス
代表取締役社長CKO
井上 浄

博士(薬学)、薬剤師。大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。博士過程を修了後、北里大学理学部助教および講師、京都大学大学院医学研究科助教、慶應義塾大学特任准教授を経て、2018 年より熊本大学薬学部先端薬学教授、慶應義塾大学薬学部客員教授に就任・兼務。研究開発を行いながら、大学・研究機関との共同研究事業の立ち上げや研究所設立の支援等に携わる研究者。多くのベンチャー企業の立ち上げにも携わり顧問を務める。

株式会社群馬銀行
執行役員コンサルティング営業部長
高橋 直文

1991年群馬銀行入行。2011年より高林支店長、前橋駅南支店長、東京支店副支店長、竪町支店長、渋川支店長、東京支店長を歴任し、2022年6月に執行役員コンサルティング営業部長に就任。現在に至る。

群馬県
未来投資・デジタル産業課長 兼 スタートアップ推進室長
岡庭 博隆

中央大学法学部卒業。1989年に群馬県庁へ入庁。県立前橋産業技術専門校長、産業経済部経営支援課スタートアップ推進室長を経て、2022年4月より現職。

しののめ信用金庫
理事長
横山 慶一

1993年慶応義塾大学法学部を卒業し、1999年弁護士登録(群馬弁護士会)。2002年第二東京弁護士会に登録替。2005年かんら信用金庫(現しののめ信用金庫)非常勤理事。2012年しののめ信用金庫常務理事(群馬弁護士会再登録)。2013年同金庫専務理事。2016年同金庫理事長。

カネコ種苗株式会社
総務部
皆川 康雄

日本大学農獣医学部農芸化学科卒業。茨城大学大学院農学研究科修了(農学修士)。大学4年生から大学院修了までの3年間は農研機構に派遣され窒素固定の研究を行い、多くの研究者や他大学院生と交流。1985年にカネコ種苗入社。営業担当として支店勤務を経て前橋の本社に異動。本社では農材の購買担当として仕入先との連携強化に取り組む。2019年に総務部へ異動。会社全体のことを考える総務の仕事の幅広さに自分の能力不足を感じつつ日々奮闘している。

株式会社ヨコオ
取締役 執行役員専務 管理本部長
経営企画本部、CSR推進室担当
深川 浩一

2005年にヨコオ入社以来、事業買収・新技術導入・新規顧客獲得を主導してきたほか、情報セキュリティ委員会委員長として、当社グループ全体の情報セキュリティ体制整備・強化および意識向上に貢献。2022年4月より、管理本部の担当役員として、新型コロナウイルス感染症対策を主導しつつ、コーポレートガバナンス・コンプライアンス・CSR・外部機関やベンチャーなどとのアライアンス組成など、当社グループの企業基盤のさらなる強化を推進。

太陽誘電株式会社
開発研究所 開発企画部 部長
藤井 徹

群馬県出身。長岡技術科学大学大学院卒。太陽誘電入社以来、光ディスク CD-R・DVD-R・BD-R開発に従事。開発部門長を務める。モノ・コト・オープンイノベーション・テックインキュベーションを目的として新川崎に太陽誘電(株)新川崎センター「SOLairoLab」を設立し現在に至る。北陸先端科学技術大学院大学 インダストリアルアドバイザーを務める。

最終選考会ファイナリスト

Stress Control
【発表者】高山 雄介 / 群馬工業高等専門学校
残留応力測定による鋳造組織の観察手法の開発

金属の凝固を利用した鋳造では,液体が固体になる際の体積変化に起因する残留応力が不可避的に発生する。 残留応力は反りや歪みの原因になるため低減が求められるが,本テーマではこの残留応力を,内部欠陥検出や強度ムラ測定など鋳造品の新たな観察手法に応用することを目指している。

AIパートナーズ
【発表者】大庭 富美男
べき指数型ニューラルネットワーク

自然現象・経済現象・社会現象等、分野を問わず「べき乗則及びべき分布」という様々な場面で確認される現象があり、実態を表現する汎用性が高い数式の構築が可能。測定データからこの数式を探索し説明の容易な精度の高い判別方法を提示する。

Surf-FAB LAB
【発表者】小山 真司 / 群馬大学
表面創製技術で叶える新しいものづくり

近年、スマートフォンから自動車に至るまで、マルチマテリアル化が進んでおり、新しく生み出されたマテリアルを”つなぐ”技術が求められている。加えて、サステナブルなものづくりの観点から”もの”の長期信頼性や長寿命化が求められている。これらを自在に解決する表面創製技術の早期開発を目指す。

スマートケア
【発表者】中村 賢治 / 群馬大学
高齢者の見守りシステムと介護現場のDX

高齢者施設に1台のタブレットを設置するだけで高齢者を見守り、オンライン環境に誘導するシステムを構築する。 介護現場をDXし、様々な情報を一元管理することで介護者の労働の在り方を変える。 具体的には見守りアバターや介護者の負担を低減するロボット・システムを実装し、高齢者施設へ提供する。

クレスール株式会社
【発表者】黒田 真一
材料のメイクアップアーティスト

「環境にやさしい方法で、材料のインターフェースをコントロールする」がモットー。 独自に開発した大気圧低温プラズマ発生装置や長年にわたって培ってきた光化学の技術を使って、プラスチック、カーボン、セラミック、金属など、様々な材料の表面に新しい機能を与えて価値を作り出す。

ルリコナゾール点眼開発
【発表者】戸所 大輔 / 群馬大学
真菌性角膜炎に対するルリコナゾール点眼開発

真菌性角膜炎はカビによる角膜感染症で、約4割の患者が社会的失明に至る。日本ではピマリシン点眼液が承認販売されているが治療成績は十分ではない。ルリコナゾール点眼は強力な抗真菌作用を示すことから、真菌性角膜炎治療の治療薬として重症化による失明リスクを大幅に減少させることが期待される。

株式会社Spiker
【発表者】杉本 大輔
胎児の危険を自動・迅速に検出する、AI搭載型医療機器( AI-CTG)の実現

胎児の心拍を監視する医療機器CTGにAIを載せて、胎児の危険を自動で迅速に検出する製品を作る。医療従事者の不足する発展途上国では周産期死亡率を低減させる。先進国ではアップルウォッチのようにお家で胎児の心拍を確認することができるようになる。

嫌気性微生物ラボ
【発表者】林 秀謙 / 前橋工科大学
群馬県より単離した嫌気性微生物の有効利用

嫌気培養の技術を使用して自然豊かな群馬の土壌などより植物由来バイオマス分解が可能な嫌気性細菌、植物由来乳酸菌などの分離を行ってきた。その中で群馬名産であるコンニャクを分解する好熱嫌気性細菌を単離した。本菌を利用することで有用なプレバイオテックスの開発、バイオマスよりの水素生産の可能性を見出した。

微生物共創酒チーム
【発表者】土田 祐士 / 土田酒造株式会社
人間が想定する日本酒造りの範囲を微生物との共創で超越する

酒造りにおいて酒蔵に多様に存在する環境微生物叢は原料と同様に土着性があり、昨今の酒造りで重視されるクラフト性の観点で大きな価値を生み出す可能性がある。 酒造りの海外生産需要は増えるので、この酒造りにおける環境微生物叢の可視化と制御をサービスとして展開していく。

ライトニングトーク

チーム名 テーマ 発表者所属 発表者氏名
つり革ブレーキ 縁の下の力持ち!電車のエネルギーを支えるのは君たちだ! 共愛学園前橋国際大学 奥田ゼミ 山口 望歩
株式会社エスケア 説明書DXシステム「ツギナビ」 株式会社エスケア 根本 雅祥
ぐんま服薬支援プロジェクト 服薬支援装置を用いた多職種による在宅高齢者の服薬支援 高崎健康福祉大学 鈴木 亮二
救急サービス適正配置AI 安心安全な街づくりを目指した救急出動需要予測と救急初期対応モデル 前橋工科大学 辛島 一樹